今回はエンジェル児童発達支援管理責任者の子育て体験談を
ご紹介させていただきます。

「現在４５歳になる自閉症の息子の子育て体験を書きます。
当時、なかよし学級の無い地域小学校で入学から夏休みまで私が
授業に付き添いました。私の役目はすきを見て教室を飛び出していく
息子を追いかけ引き戻すことでした。
こだわりも強く頑固で自分の思いを曲げない息子にてこずりながら先生方の
お力添えでなんとか小学校を卒業しました。
また、学校とは別に４歳から堺市上野芝の「ことばの教室」感覚統合や
学習療育をしてくださる教室に週１回、大阪市本町から７年間通いました。
カードで文字を覚える訓練を受けたり、絵日記の宿題があったり、家でも
きっちり取り組むように言われました。
小学校３年生に時に友達の輪に入れず孤立していた息子の自信につながればと思いピアノのレッスンに通いました。初めは嫌がっていた息子がいつの間にか
楽譜にみずから「ドレミ」を書き込み演奏できるようになりました。
　発表会で「渚のアデリーヌ」や「いい日旅たち」を嬉しそうに弾いていました。
沢山の拍手をいただき誇らしそうに見えました。
支援学校高等部を卒業し、昼間は生活介護事業に通い、土日は
ヘルパーさんとお出かけをして、夕方からはグループホームで自由に暮らしております。

私の話になりますが１５年前に支援学校のお友達のお母さんたちで障害福祉事業を立ち上げました。居宅介護事業を経て放課後等デイサービスを始めたのは平成２３年の事です。放課後等デイサービスは３件までになりましたが年齢を考えて令和２年に知り合いの方に譲り引きました。
しかし何かやり残した気がしてもう一度取り組んでみたいと思い令和３年１０月に再び「放課後等デイサービス　エンジェル」を立ち上げました。

将来、エンジェルの子供さんたちと英語や歌やダンス、ピアノの演奏等の発表会をしてみんなの輝く姿を見たいというのが私の夢です。

以上の経験を充分に活かして保護者様に寄り添った支援をしていくつもりです。

当施設には経験豊かなスタッフが皆さまのご利用を心よりお待ちしております。
よろしくお願いいたします。