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「努めて」いること

コラム
私はこれまで、ビジネス書や自己啓発本といわれる類の書籍を2千冊以上読んでいるのですが、幸いなことに、「私の人生にとってかけがえのない数冊」と巡り合うことができました。

その中の1冊が、大ベストセラーの『生き方』(稲盛和夫著)です。
今日はこの本から引用しつつ、少しお話したいと思います。

なぜ、私たちはこの世に生を受けたのか?
この疑問について、稲盛氏は...

“善き思い、善き行いに努め、怠らず人格の陶冶に励み、そのことによって生の起点よりも終点における魂の品格をわずかなりとも高めること。それ以外に、自然や宇宙が私たちに生を授けた目的はない。(略)いくら出世しようが、事業が成功しようが、一生かかっても使いきれないほどの富を築こうが、心を高めることの大切さに比せば、いっさいは塵芥のごとき些細なものでしかないのです”

と書かれています。私も強く同意しています。
そして、こうも書かれています。

“いくら修行に努めようが、私たち凡夫はついに悟りに達することはできないだろう”“しかしそうであろうと努めること、それ自体が尊いのだ”
“神や仏は、あるいは宇宙の意思は、何事かをなした人を愛するのではありません。何事かをなそうと努める人を愛するのです”

この考え方も、私は大好きです。
というのも、私が高校時代からはまり、大学時代の卒論にも採用した作家 山本周五郎の「人間の真価は、彼が死んだ時、何を為したかではなく何を為そうとしたかである」という言葉に通ずるものだからです。

私自身、未熟で不完全な人間(凡夫)です。
しかし、いきるちからで働くうえで「努めて」いることはあります。

それは、「子どもたちを全力で愛する」ことです。

もし私に子どもがいれば、自分の子ども以上に愛する対象はあり得ないでしょう。
しかし、幸か不幸か、私は「子のない人生」を歩んできました。
だから、いきるちからに来る前に関わった子どもたちも含めて、私は「本気かつ全力で愛そう」と努めてきましたし、現在も努めています。

民間の学童保育など、子どもと関わるお仕事をされる方の中には親しみを込めて、あるいは我が子のように思って、「敬称」をつけずに名前を呼ぶことでいい関係を構築される方もおられますよね。
そもそも、私はそういうことが苦手ですし、ある意味子どもたちは私の“師匠”なので当然のことですが、この業界に入ってからずっと「敬称」をつけて呼んでいます。

どういうことかというと、私は凡夫ですから、子どもたちに対して間違ったことをしたり、言ったりすることが間々あります。
そうした場合、自分が間違っていたことに気づいた時点で必ず「あのときYELLOWは、〇〇って言ったけど間違っていました。ごめんなさい」と謝罪しに行くのですが、大抵「いいよ」という寛大な返事をもらえます。
このとき私はいつも、嫌だったことをしつこく根に持たない子どもの器の大きさに感動させられます。
このように、私たちスタッフは「一方的に与える(教える)」のではなく、子どもたちから「与えて(教えて)もらう」ことも本当にたくさんあるということから、彼らを「師匠」と言っても過言ではないわけです。

私たちスタッフは「洋服」や「車」を作っているわけではありません。
血の通った「人間」を育てる一翼を担わせて頂いています。
であればこそ、私たちに求められるのは、「知識」や「技術」よりも、「美しい心」ではないかと思うのです。
平気で嘘をついたり、誰かを陥れるような卑怯な人は、「人間」を育てるのにふさわしくありません。
だから私たちは常に、「心を磨き続ける」必要があるのです。

いきるちからのHPには、“大切な幼少期に「どんな大人と関わって、どんな環境で過ごすのか」それによって、子ども達の未来が決まります”との一文があります。
そして私は、この一文に対する責任を強く感じており、子どもたちに対していつも「正直かつ真剣」でいたいと思っています。

地味なことかもしれませんが、子どもたちの気持ちを理解しようと努め、決めつけず、勇気づけ、寄り添い支えることこそ、私に与えられた最も崇高な仕事だと思っています。
もちろん、叱るときもありますが、「正しく叱る」というのはとても難しいことなので、その都度私は腹を括って、子どもたちと真剣勝負させて頂いています。
幸いこれまで「叱る」ことによって、私と子どもたちとの信頼関係が揺らいだことはありません。
子どもたちの私に対する言動から、「私の心の奥底で燃えている愛は、子どもたちにはきちんと見えているんだ!」との確信を得ています。

自分が持っていないものを人に与えることは出来ないので、いつも私の心を愛と幸せと感謝で満たし、皆さんの大切なお子様とともにより良き時間を過ごせるよう、これからも精進してまいります。
(,,ᴗ ᴗ,,)ペ コリ
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