つい先日、とあるお祭りに縁があり行きました。
そこでたまたま目に入ったあるアーティストの方がいらっしゃったのですが
『ともき』とうい名義で活動されているピアニストの方です。
私は途中から見ていたのですが、
盛り上げ方が上手だな~、周りの様子に合わせているな~と感心していました。
驚いたのは詳しいプロフィールを見てからです。
産まれた時から視覚障害をもっており、目が一切見えないのだとか
そういわれて改めて見てみると確かに補助する道具などが
置いてあることに気が付きました。
ただ、それと同時に私はあることを念頭に置いていました。
目が見えているか否かは別としてこの方の歌い方、お話がとても上手だなと。
どうしても障がいを持たれている、というとそこで
一つバイアスがかかってしまうと思うんです。しかし、それを抜きにして
ただ単純に感銘を受ける、正当に評価をするのも大切だと思いました。
そこでふといつも来てくれている子どもたちを見て見ると
産まれながらの特徴などからどうしても
定型発達からは遅れる部分も目に入ります。
しかし、同時に特徴があるということが先行しすぎていて
一般的な範囲であるのにこの子は〇〇だからと
堅に当てはめようとし過ぎていないのか、と自問自答しました。
もちろん逆にスゴイことをしているのに
様々なバイアスがかかって正当な判断が出来ていないこともあるのではと。
今日も思い返せば凄いことをたくさんやっていました。
箱詰めパズルをあっという間に完成させる児童さん
立体的な形を作り上げるブロックに
無尽蔵に近い体力。
これらは改めて考えるととっても凄いことに感じました。
各々の好きな事や得意な事を伸ばしたり、
逆風に飲まれたとき、悔しさをばねに伸ばすのもいいのではと
私は思います。そして、障がい云々の前に
一人の大きな人間として正当な評価をもらえるように
なっていければ素敵だな~と感じました。
因みに、なんですが最近海外で某お笑い芸人さんが
活躍していましたよね。あの番組私好きで、たまに見ているのですが、
そこにも障がいを抱えている方がでてくることもあります。
声なきトークショー『ロストボイスガイ』、
空飛ぶ小さなお父さん『アラン・シルバー』
手話で歌い繋がる人たち『Sign Along with Us』
等など……。
機会がありましたら調べてみたら面白いかもしれませんね。
以上、いきちかレンジャー藍でした。
バイアスを破って見せつける!
教室の毎日
23/06/24 16:28