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DCD・発達性協調運動障害について・・・。

教室の毎日
こんにちは。
今日はいいお天気。

今日は、
DCD・発達性協調運動障害について
少し紹介したいと思います。


子どもたちも中には、
「不器用」とか「運動音痴」
なんていうふうに表現される、
例えば身体の使い方がぎこちないとか手先の細かい作業が苦手だったり
することで日常生活に支障がでてしまう、
「協調」という脳の機能の発達の問題による発達障害のひとつです。

「協調」というのは、
身体の内側・外側からいろいろな情報が常に入ってくるのですが、
それをまとめあげて、
自分のやろうとする身体の動きの強さとか速さタイミングなどを
うまくコーディネートして動作を行って、
それを受けて次の動きを微調整していくという、
一連の脳の機能のひとつなのです。


この「協調」という脳の機能は、
体育やスポーツだけでなくて、
「字を書く」「文具とか楽器の操作」「靴ひもを結ぶ」とか、
さまざまな場面に必要な脳機能で、
DCDのある方は大変苦労をされているということになっています。

子どもの5から8パーセントと言われています。

そして、そのうちの大体5割から7割くらいの方が
成人まで持ち越すということも報告されています。

支援方法などとしては・・・。
運動の要素を分解して練習するとうまくいくことがあります。

例えば、
縄跳びは、
縄を連続して回しながらジャンプするというマルチタスクなのですけど、
それを分けます。

「その場で続けてジャンプする」という練習と
「縄だけ回す」という練習に分けて。

リコーダーだと
「息を続けて吹く」練習と
「指づかい」を別々に練習して、
最後に合わせてやると上手く行くということも、
子どもによってはあります。

それから、
最近は便利グッズというのも市販されていて。

例えば、
リコーダーできちんと押さえられないという子が多いのですが・・・。
穴のまわりを押さえやすくする
シリコン製のシールも市販されています。

それから、ネットなどでは、
ザラザラした下敷きあります。
そういうのを使うと、紙の下にザラザラ感があるので、
自分が字を書いているんだなっていう感覚を感じやすくなることで、
書字が上手になったりする子もいます。

DCDは教育現場ではさらに
認知度が低いのです!

たとえば
体育の授業でDCDのある子が
一生懸命に取り組んでいても理解されなくて
「練習不足!努力が足りない!」ということで叱責されたり、
辛いですよね。

こういう無理解とか不適切な対応が続くと、
二次障害として、
自尊感情が低下したり、
いじめの対象になったり、
不登校などに
繋がってしまうことが分かっています。

で、大人になってからも・・・。
不安障害などの精神障害とか、
肥満から糖尿病、
高血圧なんかの生活習慣病、
それがずっと続くと心筋梗塞とか脳卒中など
命の問題に繋がってしまうことも報告されています。

先を見越して、
子どものために備えてあげるといいですね!

以上、フロスティグレイでした。

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