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親子で幸せになる子育て

コラム
なんと、今日は11月30日!!
ということは、今年も残すところあと1ヶ月…。
何とか、今年も無事に1年乗り切れそうで、ちょっと安心しているYELLOWです。
(*´艸`*)エヘヘッ♡

さて、今月最後の記事になりますが、今日もオススメの1冊をご紹介します。
今日ご紹介するのは、『92歳の現役保育士が伝えたい 親子で幸せになる子育て』という本です。
テレビでも紹介されたようなので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

Amazonの書籍紹介によると…
「ほったらかしでも、しっかり自立する!
ペリー来航よりも前に建てられた築170年の古民家の園舎でいち早くモンテッソーリ教育とアドラー心理学の“いいとこどり"を実践してきた“奇跡の保育園"--小俣幼児生活団。
主任保育士を務める大川繁子さんが60年かけて2800人以上の園児たちに教わった子どもがよ〜く育つコツ」
…と書かれています。

いきるちからにお子様を通わせてくださっている保護者の皆様は、ちょっと興味をそそられたのではないでしょうか?
ということで、今日はこちらの本の中から少しご紹介したいと思います。

*****

「名もない草も実をつける いのちいっぱいに自分の花を咲かせて」
                      (『人間だもの』より「自分の花」)

これ、幸せの 究極のかたちで、子どもたちの姿そのものだと思いませんか。
みんながみんな、華やかで、大輪で、目を引く必要はない。
どんなかたちでも 、どんな色でも、自分なりの花を自分の力で咲かせてほしい。
たとえ小さくて地味な花でも、目を留めただれかを和ませることができたら最高じゃないって、そう思うのです。

子育てでつらいのは、親が本来かすみ草として花を咲かせる子に対して「こんなはずじゃない、この子はバラに育つはずだ、育てなければ」と思い込むこと。子どもを否定することです。

もちろん子どもを応援し、サポートし、才能を伸ばしてあげるのは大人の役目です。
ただ、子どもが優秀であったり、お金持ちになったり、なにか大きなことを成すのがエラいわけではないんです。 ましてやそれが「子育ての成功」ではなくってね。
私はいつも、その子なりの花のかたちや花の咲かせ方 ―――つまり 個性を見つけてあげたいって思っています。
不幸なのは 、「スゴイ人」になれないことより、画一的な「スゴイ人」像を追い求めてほんとうの自分を否定すること、自分を認めてあげられないこと、自分の力を発揮できぬまま終わること、だと思います。

*****

皆さんもご経験がおありかもしれませんが、私も若い頃、大輪の花に憧れた時期がありました。
タンポポに生まれついたのに、カサブランカのように気品があって良い香りを放つ豪華な花になりたいと、結構頑張ったYELLOW。
しかし、タンポポはタンポポ。カサブランカにはなれません。
そう、撃沈するしかないのです。

撃沈したときに自分の中で生まれるのは、「こんな私じゃだめだ」「私には何の価値もない」という自己否定や自責の感情。
しかし、人生を生きていく上で必要なのは、「自己肯定感」「レジリエンス」です。
つまり、私は長い間、人生をよい方向ではなく、悪い方向へ導く生き方をしていたということ。

親がありのままのその子を認められず、そして、子ども自身も自分を認められないというのは、本当に悲劇だと思います。
いま私は、自分がタンポポであることを受け入れ、認め、精一杯タンポポらしく美しく咲き、散っていこうと毎日を生きています。
すると、毎日が幸せで満ち溢れるようになりました。

著者は、こうも書いています。

*****

終戦を経てその洗脳が解けたときに、「教育とはなんておそろしいのだろう……」と震えました。大人が考えを押しつけたら、子どもは 簡単に染まってしまう。私はこれからなんでも疑って生きよう、いろんな人に話を聞こう、そして自分で物事を判断できるようになろうと心に決めたのです。

大人にとっての「正解」を押しつけるのは、軍国主義と似たようなものなのかもしれません 。自由は、何より尊いものなのです。

*****

親や大人の考えを子どもに押し付けると、不幸を生むことになるかもしれません。
大人であれ子どもであれ、自分の頭でしっかり考え、自分で判断して人生を歩むことが、とても大切だと思います。
そのためにも、やはりしっかりとした自己肯定感を持っていなければならないのです。
(いつもYELLOWの着地点は「自己肯定感」になってしまいます…)

・「自由に生きる力」を育てるために
・親が守りたいコミュニケーションの約束
・子どもが小さいうちに築きたい、幸せを育む三角形
・2800人を見てきた私の「子育てのコツ」
・「お母さん」の人生について私が伝えたいこと
など、子育ての参考になることがたくさん紹介されているこちらの本。
著者が優しく語りかけてくれるような文章で書かれているので、とっても読みやすいですよ。
是非、ご一読ください!

今日の担当はYELLOWでした~。
(。>ω<。)ノ またネェ~ッ!

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