みなさんこんにちは、いきちかレンジャー藍です。
少し前になるのですが
絵本を描かれている方とお話をする機会がありました。
絵本と言っても商業でどうこうではなく
イベントなどで販売をしているものです。
そこでその方が言っていたのは
『一人の人間を相手しているものとして物語を描く』
というもの。
どういうことかと言いますと
思わず子ども相手だと伝わらないだろうだとか
小難しくしないだとか……。
もちろん配慮と言えば配慮でしょうが
しかし侮るなかれ意外と伝わるものだとおっしゃっていました。
また別件で、大学時代の先生からもこんな話が。
とある番組で一番子どもたち(小学一年生前後)に受けるお笑い芸人は?
というような企画があったとか。
そこで小さな子用に受ける替え歌とか一発ギャグとか
そういったものを用意していたコンビがほとんどの中
子どもに受けるネタがないと
普段のネタを披露したコンビが一組いたそう。
もちろんそのコンビは笑い声があまり響かず……だったのですが
さいごに子どもたちに投票してもらうと
なんとそのコンビが優勝していました。
さて、この二つ共通して感じたのが
子ども相手と侮るなかれということです。
もちろんやさしい声掛けや分かりやすい言い方というものはあります。
しかし、ストーリーとして面白ければ
それはきっと子供達には伝わるということ……。
もしも私たちが子どもたちを侮ってしまうと
折角の成長が紡がれてしまうかもしれません。
もちろん高望みをして
『失われた時を求めて』を読もうだとか
そんな話はしていませんよ(笑)
ただ、伝わるかなぁ……と思ってしり込みするぐらいなら
思い切ってやってみてもいいかもしれません。
子どもたちにその時は受けていなくても
後で振り返るとよかったと言ってもらえる、かも?
本当に子供たちの成長びっくりさせられてしまいます。
私も絵本というか童話というか
何か子どもたちに受けるもの作ってみたいですねぇ。
この年末年始チャレンジしてみようかな?
と思いつつ年々腰を上げるのが重くなって先延ばしさせている
いきちかレンジャー藍でした!
侮るなかれ
教室の毎日
23/12/26 11:00