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鈍感さ、敏感さ

コラム
みなさ~ん、お久しぶりです! YELLOWです♪
もうすぐゴールデンウィークなので、何かしらご予定を立てておられる方も多いでしょうね。
(*ˊᗜˋ*)♡

さて今日は、「鈍感さ」と「敏感さ」についてのお話。
みなさんは、「鈍感さ」と「敏感さ」って、何に影響されていると思われますか?
実は「遺伝子の違い」で、ある程度説明できるのだとか。
具体的に言うと、「セロトニントランスポーターの密度の違い」が影響するのだそうです。

セロトニントランスポーターというのは、脳の神経細胞から放出された脳内ホルモンの1つであるセロトニンを、再取り込みするポンプのような役割を果たすタンパク質のこと。セロトニンをリサイクルするシステムの一部で、セロトニントランスポーターが多ければ、セロトニンを効果的に使いまわせるんです。

遺伝子の違いによって、セロトニントランスポーターが多い人、中くらいの人、少ない人の3種類に分けられるそうなのですが、日本人は圧倒的にセロトニントランスポーターが少ないタイプが多く、7割くらいがこのタイプだとか。ちなみに欧米だと、このタイプは2割程度しかいません。
一方、セロトニントランスポーターが多いタイプで見ると、欧米には30%程度いるのに対し、日本はなんと2%ほどしかいません。

セロトニントランスポーターが少ない=セロトニンが少ない ので、不安になりやすいんですって。だから、人から「それはおかしいよ」とか「努力が足りない」なんて言われると不安になって、周りに合わせたり流されたりしがち。
「空気を読む」とか「同調圧力」なんていうのは、本当に日本人の脳の特性がなせる業なのかもしれませんね。

また、セロトニンは戦う・喧嘩する・逃げるための物質であるノルアドレナリンの分泌を抑える働きがあるんです。つまり、セロトニンが少なければ、ノルアドレナリンが出やすくなるというわけ。
ということは、発達障がいの特性も、セロトニンを出やすくしてあげることで、少し抑えられるのかもしれませんね。

セロトニンを増やすには、適度な運動(特にリズム運動)、セロトニンの材料であるトリプトファンを多く含む食品(大豆製品など)をたくさん摂ること、そして日光(特に朝日)を浴びることがおすすめです。
しっかり噛む必要のある朝食を食べ、リズミカルに歩いて学校等へ行き、外でたっぷり遊んで日光を浴びることが、発達障がい症状の軽減につながるのではないでしょうか。

皆さんの楽しい未来を一緒に作っていきたいYELLOWでした~。
またねーヾ(*´∀`*)ノ

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