なんと!一昨日登場したのに、またしても登場してしまったYELLOWです。
❀.(*´▽`*)ノ❀.コンニチハ
今日は、私がこれから社会に出る人たちに是非読んでもらいたいと思っている2冊の本のうちの1冊、『媚びない人生』の中から、少しご紹介したいと思います。
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続けることが必ずしも善ではなく、やめることが必ずしも悪ではない。
「成功するためには成功するまでやめないことである」という言葉がある。(略)しかし、私はこの言葉を信じない。成功するためには、愚直に「やり続ける選択」に負けないくらい、賢くそして思いっきり「やめる選択」が重要だと思うからだ。
よいタイミングで潔くやめること。スマートに、戦略的にやめること。人生を自分のものにするにはこれは極めて重要だが、実践することは案外難しい。日本のような社会では、途中でやめることはよくないとされている。学校でもそう教わるのだが、私はそれは陰謀だと思う。誰の陰謀かというと、途中でやめられて困る組織(学校とか会社とか)の陰謀なのだ。
(略)一度しかない人生、自分を貫き、人生を自分のものにするためには、時には軌道修正も必要なのだ。(略)やめないと、次のことを始められないからだ。
(略)つまり、やめることも立派な選択なのだ。
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私が育てたい人材は、どんなに抑圧された環境でも、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で動ける人材である。
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この本は、著者が大学で教鞭をとっているとき、自分のゼミ生が卒業していく際のはなむけの言葉として語ったものを書籍化したものです。
一昨日も書きましたが、日本人は忍耐・我慢というものを「美徳」と考える傾向があります。まあ、そういう教育であり文化ですから仕方ありません。
でも、私はもっと身軽に、気軽に、「やめる」とか「軌道修正」ができる方が、より幸せな人生を歩めると思うんです。
「やめる」ことをネガティブに捉えずに、著者の言うように「立派な選択」として認めて生きていくことも大切です。
だって、人間は現状維持バイアスが働く生き物なのですから、それ相応の勇気が必要なことですもの。
「このままではダメだ」と分かっていながら軌道修正できないと、最後の最後に後悔する人生を歩むことになってしまいます。
どんなに抑圧された環境でも、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、自分の意志で動けるように子供たちが成長するには、やはり、周囲にいる大人たちがそのような人であることが必要です。
私もそのような人間であろうと願うYELLOWでした~!
(*>∀<)ノ))またねー
※ちなみにもう1冊は、田坂広志著 『未来を拓く君たちへ』です♡
育てたい人材
コラム
24/06/07 11:23