みなさんこんにちは、いきちかレンジャー藍です。
今日は久しぶりにコラム記事を……と思っています。
というのも、つい最近見た映画で
少しこういったところに来られる児童さんとも共通するような
特徴を持つ人物が描かれており、
映画を見ながらこれは書こうと思った次第です(笑)
さて、そんな映画は『ふれる。』というアニメ映画作品。
個人的にこの映画の脚本をされている
岡田磨理さんのファンで観に行ったんですが
その主人公、秋君の背景が思う部分があったのです。
因みに核心には触れませんが
少しでもネタバレを踏みたくない方はご注意です(笑)
秋君は幼少期、上手く人との会話をすることが出来ず
すぐにひっかいたりと暴力的な姿が……。
それゆえに友達とも上手く関われず一人孤立してしまっていました。
そのとき「ふれる」という謎の生物が顕われ
不思議な力により同年代の児童2人とテレパシーのように
心を通じ合わせることが出来、3人は親友になります。
この関係は三人が大人になっても続いていき……?
という形なのですが
秋君がなぜ人と上手く会話ができないのかが後に明かされます。
秋君の家庭環境はあまりよくなく
何かをしゃべっても無駄だと学習をしてしまい
その結果口より手を出すことで解決しようとしてしまいます。
その方が楽だからと。
そしてその幼少期の経験は大人になっても続いており
ふれるの能力ですべてを伝えようとするそぶりも見られたりし
その上でふれるの能力を使えない友人以外の人物には
未だ壁を置いて話すそぶりが……。
また、幼少期に比べれば減っているとはいえ
手が出てしまう性格は完全には良くなっていない様子でした。
そこから感じたことなのですが
幼少期の経験と言うのは大人になっても続いていくというもの
私たちが悪いことをした児童さんたちに頭ごなしに怒るのもいいときもありますが
そればかりをしてしまうと悪いことをしてもとりあえず怒られればいいと
学習をしてしまえばあまり意味がありません。
また、人と言うのは良くも悪くも
楽な方に流れてしまいます。
一度これで解決して楽だったからと納得してしまえば
楽な方法ばかりに頼ってしまいます……。
そしてこの部分は映画の中でも描写されており
重要なキーともなってきました。
私たちも楽に流れてしまう部分はありますが
ある程度で踏ん張る必要もあるかもしれません。
1つの答えが提示できるものではありません……。
だからこそ周りの人たちも
そして本人も思い悩み考えていく必要がある……。
この作品を通して感じた一つの感想がこれでした。
この面白い作品。まだまだ全国で上映されておりますので
気になった方はぜひともご覧頂ければと思います。
ただ、子どもたちには少しだけ難しい内容かな~
とも感じてしまいましたが。
また、面白い映画等をみましたら
報告したいと思います!
(これでは本当に個人的なブログみたいですが)
人は楽なことを覚える
コラム
24/10/16 12:17