みなんさんこんにちは、いきちかレンジャー藍です!
YouTubeショートは時間泥棒ですね、気が付いたら時間が過ぎています(笑)
さて、その中で見つけた面白い話がありました。
日本人の『頑張れ』には祈りのようなものが含まれているというもの。
以前より、うつ病患者などに『がんばれ』は厳禁、みたいな話は有名だと思います。
しかし、そこがいまいちピンとこない部分もある……。
頑張れ、に努力を重ねろ、もっと努力をしろ、というニュアンスがあるから
ダメだというのは脳では理解していても、かもしれません。
その一番の理由が、先にも述べた祈りに近いものがあるというもの。
確かに思い返してみると、『頑張れ』には
貴方の努力が実りますように、や
今まで重ねてきた努力を精一杯出してきてほしい
といった思いや願いが含まれていることに気が付きます。
そこを複雑に混合しているので
『fight』=『がんばれ』の訳が本当は正しくない可能性があります……。
私たちも子どもたちと集団レクをするときに
がんばれーということがあります。
そこには努力を重ねて!ではなく
力を振り絞って、もう一度トライしてみて!
という思いが込められています。
恐らく日本語にはその他にも
本来の言葉の意味とは異なり
複雑にいくつもの意味合いが絡まった言葉が存在する事でしょう。
そういった絶妙なニュアンスを
日本語に慣れてしまっている私たちは無意識に使い分けている部分があります。
もっと言えば、先程の『頑張れ』も
『がんばれ』『ガンバレ』『頑張れ』と
どの表記で書くかでも受ける印象は異なってきます。
それを上手く言語化して伝えるのは難しい部分……。
もしかしたら、子どもたちに言葉を伝えている中で
この曖昧な表現を曖昧なまま伝えているから
言葉の習得が遅れてしまう部分もあるのではないのか……。
少し先のお話からは飛躍しましたが、そういった連想がされてしまいました。
複雑怪奇な日本語の数々……。
上手く子どもたちにも絶妙なニュアンスを伝えるにはどうしたらよいのか……。
そのためにも私たちも
改めて勉強をしていかなければいけないのかもしれませんね。
頑張れのニュアンス
コラム
24/11/14 13:19