リフライズ代表の山口です。
8月6日
広島に原爆が投下されてから78年回目の夏をむかえました。
広島に住む方であれば幼い頃から平和教育を受けてきた事と実際に被爆された親族がいたり、特別な思いを持つ日である事と思います。
私は日本中がこの被爆の悲劇を知っていて、誰もが平和を祈って、8時15分に黙祷するものだと信じていました。
しかし驚いたのは社会人になったある年
8月6日に県外にいた時のことです。
8時も近くなり宿泊先で黙祷をするべくテレビのチャンネルを回しても普通通りにワイドショーをしていたりするのです。
あれ?おかしいなと本気で日にちを勘違いしたのかなと思い、ホテルのロビーに行きました。テレビがロビーにはあり、そこではNHKが式典の模様を放送しておりましたが、誰も気にする事もなく8時15分をむかえ、黙祷する様子が映し出されていましたが、ホテルのロビーでは誰1人として黙祷もせず通常通り過ごしている姿に驚きました。
そしてテレビ放送はそこであっさりと終了してしまいます。
その時の虚しさと悲しさと怒りがあったのを今でも覚えています。
日本でおきたことなのに広島以外では何もなかった事にされているのか…と愕然しました。
その出来事が忘れられず悔しくてたまりませんでした。今でもその思いを忘れていません。
その時からでしょうか。広島の被爆体験の本を読んだり情報を見ることを増やしました。
私1人がそうする事で何か変わるとは思いません。
ただ、広島に住むものとしてあの時の悔しさは忘れてはいけないんだろうなと今でも思っています。
子どもたちに聞かれた時にちゃんと話せるように。少しでも伝えられたらいいなと。ただそれだけです。
世界では今も戦争、争いがあり多くの方が亡くなれている実情を忘れる事がないように。
また、同じ事を繰り返さないために。
kids space リフライズ
山口
原爆の日
代表のひとりごと
23/08/07 22:26