放課後等デイサービス

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『このままだと困る』という言葉

kids space リフライズ代表の山口です。

支援会議などで、スタッフからこんな声を耳にすることがあります。

「この子がこのまま大きくなったら困るんじゃないか」

きっと子どもを思っての言葉なのだと思います。というか、間違いなくそうです。
ただ、私はこの言葉を聞くたびに少し違和感を覚えます。


・子どもを決めつけることの違和感

人間、特に子どもは日々成長します。
「今のまま成長する」と決めつけてしまうのは、子どもに対して烏滸がましい(おこがましい)=失礼ではないかと私は思ってしまいます。

もちろん、困った特性や難しさがあるときに、それを放っておけばいいわけではありません。
けれども「直さなければ」「変えなければ」と力むのではなく、その子が持っているものを受け入れ、一緒に過ごす中で工夫していくことこそが支援の本質ではないかと感じています。


・「特性をなおす」ことが目的ではない

「困った特性をなおさないなら意味がない」と思う方もいるかもしれません。
でも、私はこう考えます。

例えば、忘れ物が多い子がいたとします。
“忘れ癖をなおす”ことは簡単ではありません。

けれども、
• チェックリストを一緒に作る
• 出発前にスタッフが一声かける

こうした工夫をするだけで、その子の生活はぐっとスムーズになります。

つまり私やリフライズが目指しているのは、
「困った特性をなくすこと」ではなく「その特性があっても困らないように工夫すること」 なのです。


・個別支援計画との付き合い方

児童発達支援や放課後等デイサービスでは、制度上「個別支援計画」を作成する必要があります。
そこには「課題」「目標」「支援内容」といった項目があり、形式的にはどうしても「改善していく」というニュアンスで書かざるを得ません。

しかし、ここに誤解が生まれやすいと感じています。
スタッフが計画をそのまま「子どもを直す目標」だと捉えてしまうと、「このままでは困る」という発想につながってしまうのです。
これはスタッフだけでなく、保護者の方もそのように受け取ってしまうことが少なくありません。

本来、個別支援計画に書く“目標”とは、
• 子どもが少しでも安心して過ごせる工夫
• 困りごとがあっても生活がスムーズにいくための調整
これらを具体的に示したものにすぎません。

だからこそ「計画」と「姿勢」を混同しないことが大切です。
計画は制度的に必要な“書き方”であっても、実際の支援では 「子どもを変えるのではなく、子どもと共にある」 という姿勢を軸にする。
これが私たちの本質です。


・子どもを変えるのではなく、子どもと共にある

私たちの仕事は、子どもを“変える”ことではありません。
子どもと“共にある”ことです。

その中で、子どもは自然と成長していきます。
私たちはその成長に寄り添いながら、共に時間を重ねていく。

それが、私がリフライズで大切にしていきたい姿勢です。



今日の写真はリフライズのレク施設 オリヴィエにあるオリーブの木です。
名称の由来になっている木ですが、毎年たくさんのオリーブの実をつけてくれます。今年もまだ小さいですが実をたくさんつけてくれそうです。
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