こんにちは!
ハッピースマイル北堀江の作業療法士です🍀
《個別作業療法》の様子をお伝えしていきます😄
今回は、「感覚特性」についてお話ししたいと思います!
皆さんは
金属の音や黒板のキューっとした音が苦手
柔軟剤の匂いが苦手
などはありませんか?
また、
タオルや布団の触り心地が好き
好きな匂いがある
などはありませんか?
それらの感覚に対しての得意・苦手を「感覚特性」といいます。
誰にでもある感覚ですね!
感覚の得意・苦手さの程度は人によってそれぞれ違いますが、特定の感覚(刺激)に対して強く感じる・感じないことを「感覚敏感・感覚鈍麻」といいます🤔
感覚過敏・感覚鈍麻によって生活に支障を生じる子には対策を取っていかなければなりません🥺
個別作業療法に入っている子の中には、
「のりを手で触ることが苦手」
な子がいます。
のりを見るだけで、泣いてしまいます😢
なぜ、のりがいやなのか聞くと
👦🏻「のりが怖い。濡れるのが怖い」
と教えてくれました🥺
その子に対しては、まず様々な感覚(触覚)に触れていくことからはじめました‼️
⭕️シールを貼る動作でシールのベタベタ感覚を感じる
⭕️粘土をたくさん触って粘土のねっとりした感覚を感じる
⭕️スティックのりを使用し直接手につくことはない安心感の中で、紙に塗って貼る動作の中で少しノリに触れて慣れる
などを行いました🤔
粘土やシールは好きなようで、好んで取り組んでいました😄
スティックのりは嫌がることなく使えていましたが、直接のりを触ることはありませんでした!
ある日の個別作業療法で
様々な感覚に触れた後に
スティックのりを使って紙を貼っていました!
すると、
子どもさんがスティックのりののりの部分を手でツンツンと触りました👀
👦🏻「触れた!のり触れた!」
と驚いていました😁
その後、手のひらでノリをぎゅっとつけて触っていました!
👩🏻「のり怖くないの?」
👦🏻「うん。大丈夫👍」
私もびっくりしました‼️
とても嬉しい出来事でした✨
成功体験の積み重ねが自信につながるので、その子にとって「のりの克服」第一歩に繋がったと思います✨
今後も作業療法を通して、出来ることを増やして行きたいと思います👍
ハッピースマイル北堀江では、随時、
見学・体験を受け付けています♪
お気軽にご連絡ください🌈☺️
児童発達支援: 作業療法「感覚特性」
教室の毎日
24/10/17 12:57