ガタンゴトンでは、お子様のアセスメントは親御さんからの聞き取り、お子様の行動観察も行いますが、心理発達検査も行った上で総合評価を行い、支援目標の設定を行います。
通われるお子様の中には医療機関や児童相談所(大阪市こども相談センター)で新版K式発達検査を受けられたお子様がいらっしゃいます。同一の検査は、1年以内の受検経験や予定がある場合受けることができません。しかし、検査後間もない状況であれば、お持ちになっている検査結果からおおよそのお子様の認知特性について考察します。
ガタンゴトンではアセスメントに新版K式発達検査2020を使いますが、受検を避けなければならない期間であったり、年長さんのお年であれば小学校就学後の支援の手掛かりも考え、KABC-2をお取りします。
「『KABC-2』って何ですか?どういうことがわかるのですか?」と聞かれます。
KABC-2は、「子どもの知的能力を、認知処理過程と知識・技能の習得度の両面から評価し、得意な認知処理様式を見つけ、それを子どもの指導・教育に活かすことを目的としていることです。適用年齢は、2歳6ヶ月から12歳11ヶ月となっています。」(日本K-ABCアセスメント学会より https://www.k-abc.jp/)
この検査は、幼児さんにも取り組みやすい課題で構成され、検査者も実は楽しみながら取り組むことができます。
ここしばらくは、毎日誰かさんの検査を取っているので、「あの子は〇〇ができるなぁ」「この子は〇〇ができるなぁ」と発見の連続です。もちろん、親御さんに結果報告すると、「そんな力があるんですね」と驚かれます。
KABC-2の結果を通じて、お子様の得意な認知様式を生かした支援方法を模索していきます!
アセスメント(実態把握) ~ KABC-2 ~
教室の毎日
21/10/14 15:46