うちを週1回ご利用頂いているAさんのお話です。
Aさんは他のデイさんもご利用していました。ご利用日の帰宅後はなにも手につかないくらい疲れて寝落ちしてしまうとのことです。一方でうちのご利用後のお話を伺うと全くそんなことはなく普段通り落ち着いているとのことで、結局他のデイさんをやめてうちのご利用をもう一日増やしていただけるというお話を頂きました。
放課後デイをご利用頂いている子どもたちの生活を大人の生活に置き換えてみると、フルタイム勤務してそのあとに苦手な習いごとをしているようなものです。
学校は子どもたちにとって大きな社会であり、たくさんのスキルが求められます。その社会で揉まれて更に放課後等デイという療育に来ています。その事実を支援者はイメージして子どもたちの気持ちや背景に寄り添わなければならないと感じます。
疲れて癇癪を起こしたり、宿題をやりたくないと言ったりするのも私はあたりまえだと感じます。大人も疲れた時に何もやる気が起きないですよね。
時には「今日はおやすみしようか」も必要な支援であると考えます。
それはなぜか。子どもたちの生活の軸は学校であるからです。
一日の大半を学校ですごします。その背景を忘れず次の日に疲れを残さない支援も大切なことであると感じます。
今週の活動「レザークラフト」
形通りにフェイクレザーに丁寧に書き写します。
書き写した通りにハサミで切り取り、穴を開けて紐通しをしてキーホルダーを完成させます。丁寧に仕上げていく作業を身に付けます。
細かい作業だけでなく、工程を漢字で書いてある板書を読んでみたり、順番を守って紐や革を選んだりとたくさんのエッセンスを散りばめています。
切りにくい革を形通りに切るのに苦戦していました。
ハサミの先を革にあてている人が多かったため一緒にハサミを握って切り方を確認しました。得手不得手があるのはあたりまえです。
一方で昨日全く切れないと言っていた人が今日は上手に切っていました。
習得が早くてびっくりです!
4年生のお兄さんは鉛筆で形をとらずフリーハンドで上手に切って完成させていました。器用さがキラリでした!
活動の様子をインスタグラムにも掲載ございます。
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合わせてご覧いただけますと幸いです
ALOHA KIDS SCHOOL柏では運動や工作活動、学習などを活動に取り入れています。 元教師による療育内容です。板書をして学校の授業のように展開して参ります。
カリキュラムがちがちの大人の押し付けの療育ではなく、日々変化する利用者様のコンディションを見極め、学校とは一線違う活動を行っております。
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★11月8日(火)「疲れを残さない療育」放課後等 担当:山口
教室の毎日
22/11/08 16:54