放課後等デイサービス　今週の活動「着物de小物」
着物の帯の張り感や色合いが綺麗で何か作品にできないかとスタッフ間で考えました。糸や針を一切使わない作品です。布の端と端を合わせて貼り合わせるなど口頭での説明では理解しにくいところは実物で説明をしたり、マジックテープで留める箇所はどの位置だとしっかり留められるか投げかけながら授業のように展開して参ります。

今回作っている小物入れは縦長なのでペンやメガネを入れたりすることができます。アロハでメガネをかけている人は少ないので、みんなは鉛筆や消しゴムを入れてみたりとペンケースのように使っていました。
そんな中、小物入れをどう使ったらいいかわからないA君がいたので「鉛筆とか入れられるんだけどA君は何を入れたい？」と聞くと、しばらく「うーん」と考えたあとに「先生、バナナって入るかなぁ」と逆質問をされてしまいました。
A君はいつも学校に持って行っているリュックにバナナのストラップを付けていたり、活動で好きな絵を描くようなことがあればバナナを描いてしまうほどバナナ愛に溢れています。
私も毎朝バナナを食べてから出勤するくらいバナナが大好きなので、「半分くらいだったら入りそうだね」と答えると嬉しそうに「うん！」と言ってバナナのストラップが付いたリュックにしまっていました。

子どもたちとコミュニケーションをとる上で共通の話題があるのとないのとでは関り方に違いがでてきます。普段はあまり自分から話をふらないような人でも共通の話題があると「そういえば先生もバナナ好きだったよね」といったように子どもたちから積極的に話しかけてくれます。

学校では必ずといっていいほど集団でなにかをする場面が多くあります。
そういった場面において自分から話をふって友達とコミュニケーションをとれる力はとても役に立ちます。
集団での行動に限らず友達作りにおいてもその力は役に立ちます。何気ない共通点から話を広げていくことで仲良くなり、共通の話題で盛り上がれるような友達ができれば、学校生活はより楽しいものになると思います。

本日の様子をインスタグラムにも載せてあります。
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合わせてご覧いただけますと幸いです。

～ALOHAキッズスクール柏店　放課後等デイサービスについて～

ALOHA　KIDS　SCHOOL柏では運動や工作活動、学習などを活動に取り入れています。 元教師による療育内容です。板書をして学校の授業のように展開して参ります。

カリキュラムがちがちの大人の押し付けの療育ではなく、日々変化する利用者様のコンディションを見極め、学校とは一線違う活動を行っております。 子どもたちの軸は学校です。次の日の学校に疲れを残さない支援をしております。

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