瓶詰のプリンをわが子に食べさせた時のこと。
大人でも結構力のいる瓶の蓋開けをわが子にあけさせようとプリンをそのまま渡しました。「開けたら食べられます」といって渡すと、もちろん「あかない~」とすぐに情けない声を出していました。
その様子をみると、両脇が開いていました。両脇をしめて手の甲を使う、両手の動きは反対まわしというポイントを動きもあわせて伝えました。
すると、「すぽんっ」と音と共にプリンの蓋が見事に開きました。私は絶対開かないだろうと見込んで挑戦だけさせるつもりでした。思った以上の結果となり大変驚いてわが子をうんと褒めました。わが子は誇らしげにプリンを食べていました。わが子もいつの間にかできるようになったんだなぁ…と感慨深い気持ちになりました。
「子どもはできないわけではない、時間がかかるだけである。」以前支援級の担任をした時にベテランの先生がおっしゃっていた言葉が浮かびました。
アロハのお子さんも始めは全くお弁当の袋が開けられなかった子も今ではあたりまえのように開けます。自分で荷物を片付けしなかった子も今ではあたりまえのようにしまいます。
大人が我慢できずに手を出しすぎるからいつまでたっても出来るようになりません。アロハでは自分でやることをあたりまえとしているので子どもたちもアロハの大人がやってくれないことを理解して自分で支度などこなしています。
一方でお母さんが全く同じことをしようとすると日頃のタスクがあるためなかなか大変です。せめてアロハにいる間は「自分でこなす」をあたりまえに過ごしてもらっています。
本当に子どものためになることは何でしょうか。なんでもやってあげたり、すぐにかけつけることでしょうか。支援のありかたをプロがしっかり考えて子どもに関わるべきだと考えます。
今週の活動「秋桜のしおり作り」
コスモスの型紙の上をポンポンと食器用スポンジを使って絵の具を塗って参ります。色鮮やかなしおりを作って参ります。
風が秋めいて参りました。暑さ寒さが勝って秋を感じる時間が少なってきているように思います。しおりから少しでも秋を感じて頂けたら嬉しいです。
週の最後ともなると手つきもさまになり、色の工夫などもみられました。
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合わせてご覧いただけますと幸いです。
ALOHA KIDS SCHOOL柏では運動や工作や運動、学習などを活動に取り入れています。 元教師による療育内容です。板書をして学校の授業のように展開して参ります。
カリキュラムがちがちの大人の押し付けの療育ではなく、日々変化する利用者様のコンディションを見極め、学校とは一線違う活動を行っております。
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★9月15日(金)「挑戦」児童発達支援:山口
教室の毎日
23/09/19 12:19