言葉の発達を担当しています言語聴覚士のTです。
今日はやりとり向上と接し方のおはなし。
お子さんとどう接したら楽しく関わることが出来るだろうか。そんなことを想いながら日々トレーニングを行っています。
発達理論の一つにインリアル・アプローチと言う考え方があります。この考え方では、お子さんとの接し方について、SOULという基本方針のもとに、7つの具体的方法が示されています。
私の場合、7つのうち、モニタリングとミラリングという技法をよく用います。これはお子さんの言動を真似するものです。ことばを真似するのがモニタリング、動きを真似するのがミラリングです。
お子さんが一人で黙々と積み木を並べて遊んでいる場面によく遭遇します。関わりを持ちたい時、すぐに声をかけません。近寄って、さりげなく、お子さんのことばや動きの真似を行います。お子さんの傍らで、あっと声を真似したり、積み木を並べて真似したり。真似をとおして、お子さんのひとつひとつの言動に注意を向けていきます。だんだん自分の思考が減って、お子さんと一体化した感じがでてきます。すると、お子さんと目が合ったり、交代で積み木を並べることができたりします。なんとも不思議なものです。このような接し方を日々行うことによって、お子さんとやりとりできることが少しずつ広がっていきます。
参考文献
中川 信子 「心をことばにのせて」 ぶどう社
育 海老江教室では
見学・体験を随時受け付けております。
いつでもお気軽にお問い合わせください。
今日はやりとり向上と接し方のおはなし。
お子さんとどう接したら楽しく関わることが出来るだろうか。そんなことを想いながら日々トレーニングを行っています。
発達理論の一つにインリアル・アプローチと言う考え方があります。この考え方では、お子さんとの接し方について、SOULという基本方針のもとに、7つの具体的方法が示されています。
私の場合、7つのうち、モニタリングとミラリングという技法をよく用います。これはお子さんの言動を真似するものです。ことばを真似するのがモニタリング、動きを真似するのがミラリングです。
お子さんが一人で黙々と積み木を並べて遊んでいる場面によく遭遇します。関わりを持ちたい時、すぐに声をかけません。近寄って、さりげなく、お子さんのことばや動きの真似を行います。お子さんの傍らで、あっと声を真似したり、積み木を並べて真似したり。真似をとおして、お子さんのひとつひとつの言動に注意を向けていきます。だんだん自分の思考が減って、お子さんと一体化した感じがでてきます。すると、お子さんと目が合ったり、交代で積み木を並べることができたりします。なんとも不思議なものです。このような接し方を日々行うことによって、お子さんとやりとりできることが少しずつ広がっていきます。
参考文献
中川 信子 「心をことばにのせて」 ぶどう社
育 海老江教室では
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