こんにちは!LITALICOジュニア西武柳沢教室です。
お子さまを見ているときに、
体が動かしにくいかな?
力が入りすぎているのかな?
不器用なのかな・・・?
などと感じることはありますか?
LITALICOジュニア西武柳沢教室では、
身体の使い方を練習しているお子さまが多くいらっしゃいます。
中でも、【力のコントロールが苦手・緊張してしまって体の力が抜けにくい】
という様子から、
様々な活動を実施しています。
性格的に緊張しやすく体の力が抜けにくいお子さまもいらっしゃいますが、
【固有受容覚】と呼ばれる感覚が影響を及ぼしている可能性も考えられます。
固有受容覚は主に筋肉や関節の動きから
◯力のコントロール
◯運動のコントロール
◯気持ちのコントロール
に働きかけます。
そのためこの感覚が入りにくいと、
力加減が難しくなったり]、どのくらいの力でどの程度体が動かせるのかといった判断が難しくなったりします。
大人でも、緊張して体に力が入ったり、
落ち着かない時に貧乏ゆすりをすることがありますよね。
実はこうした行動も、実は気持ちのコントロールにつながる固有受容覚を満たす行動です。
こうした感覚は、理屈など机上で勉強したり、話を聞いたりしてもなかなか身につくものではありませんよね。
ではどうしたらいいかというと…実際に体を動かして遊びでも、家のお手伝いでもいいので沢山感覚を体験していくことが大切になります!
そのような活動を一部ご紹介させていただきます!
・新聞(折り紙)びりびり
新聞をいろんな大きさに破いてみましょう!手で引っ張る、ぱんち、踏んづけて引っ張る、蹴破る…色んな破き方で行い、
体の動かし方を経験します。
また、細く長く破くには優しく丁寧に行う必要があります。
力加減のコントロールにもつながります。
折り紙を破って行うと、その折り紙でちぎり絵工作にとりくむこともできます。
・綱引き
バスタオルなど使用して引っ張り合います。
手はタオルをしっかり握る、体に引き寄せる、足は動かないように踏ん張る。全身に適切に力が入ることで勝負ができます。
踏ん張る時間が長い方がいい遊びなので、大人は少し力加減の調整をお勧めします!
・押し相撲
手のひらやお尻等体の一部をくっつけて押しあう形の相撲です。
離れた形でもできますがくっつけて行うことで、押しあう力加減や体の動かし方の誘導に繋げることができます!
くっつけた相撲から、離れた形へのステップアップを行うと2段階で遊ぶこともできます。
他にも、お風呂に入った時に桶でお湯を掬って自分の体にかけるといった動きも、【重いものを持ち上げる・体にかかるように操作する。】という要素から感覚入力体験につながります。
遊びに限らず、色々な動きが実は体験や練習につながっていることがあります。
「身体の使い方を練習したい・・・」
そんなときはお気軽に指導員にご相談ください^^
身体の使い方
教室の毎日
23/01/31 10:07