こんにちは!LITALICOジュニア西武柳沢教室です。
今回は体幹とは…?の続きのお話としておなかのちからについて・おなかの力が弱いとどうなるのか等のお話をしていきます。
おなかの力というと始めに浮かぶのは腹筋の力の方が多いかと思います。
しかしおなかの筋肉には腹筋(腹直筋)だけでなく、腹横筋・腹斜筋・多裂筋・横隔膜・骨盤底筋群等の深層筋と呼ばれる筋肉も含まれます。
この深層筋が体の軸を作ってくれることでおなか(体幹部分)が安定し、運動・巧緻作業の安定性が獲得できます。
では実際に上記の筋力が弱いとどういった影響が生じるでしょうか?
考えられるものを以下に並べてみました。
・姿勢が不安定
→猫背や反り腰、転びやすい
・バランスが不安定(立位・座位ともに)
→座位が安定しない)食事に時間がかかる、集中力の低下、足を椅子にあげてすわる…等
立位が安定しない)まっすぐ立っていられない、まっすぐ走れない、運動が苦手…等
座位立位ともに)指先や足先を使う巧緻作業や巧緻操作が苦手…等
・排泄、排尿の不安定
→便器に座って排泄ができない
上記のような影響がお子様に生じると、日常生活や園での困りに繋がってしまいます。
では、どのようにちからをつけるといいのでしょうか?
大人であれば必要性を説明したうえで筋力トレーニングを積めばいいですが、お子さまは必要だからと言って疲れる筋力トレーニングを意識して取り組むことは難しいですよね。
そこでリタリコではサーキットや遊びといった楽しい活動の中で、おなかの力を使う姿勢や動きを取り入れる方法でアプローチをしています。
倒れないように注意しながらのマットコースターや、傾斜・段差のぼり、しゃがみ姿勢でのゲーム等種類は色々あります。
楽しい活動・遊びを通して、必要なところに必要な力をつけ困りの解消を図っていきましょう!
今回は体幹とは…の第2弾として、おなかのちからについてのお話ししました。
また別の機会に背中が弱いと?お尻が弱いと?正しい姿勢って?などもお話ししたいと思います!
ちょっと気になる等でも、ご興味があればぜひお気軽にお声掛けください!
体幹とは…?part2
教室の毎日
23/04/01 12:15