なんとなく寒さも一段落して暖かい日が続いていますが、残念なことにオミクロン株の感染は留まることを知らず猛威を振るい、学校閉鎖や学級閉鎖・保育園の休園など社会に脅威を与えています。学校や保育園・幼稚園が休校・休園になるとご家庭のライフサイクルが壊れてしまう状況になっています。大変危惧しています。さて、当事業所では、素晴らしい(喜ばしい)話がありました。利用者の女子児童が来所するなり、先生テストで「満点取ったよ」と誇らしげに鞄から出したプリントを見せてくれました。表裏の回答に「凄いぞ」「素晴らしい」と言わんばかりに赤い丸が並んでいました。確かに満点でした。職員全員で「すごいね」「頑張ったね」「やればできるね」と連呼し女児児童をほめたたえました。彼女は照れ臭そうに「私もやれば出来るよ」と満面の笑顔で返してくれました。この利用者は来所時のモリタリングで算数が苦手ということで、目標を「算数好きになろう」にした児童でした。児童指導員(元数学科教師)は、最初から出来ないのではなく「急がなくても出来るところからやってみよう」と支援を開始しました。勿論、彼女の頑張りがこの結果をもたらしたのは言うまでもなく、ご家庭で今の彼女を認め「焦らずゆっくり」育てられている結果だと確信しました。
素晴らしい話と人間の能力
教室の毎日
22/01/27 15:34