こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNAです。
今回も引き続き子どもたちの「行動」から子どもたちを理解していきましょう。
以前にオペラント学習というお話をさせていただきました。それと同じで、きっかけ⇒行動⇒結果という流れです。
ここでいう行動とは必ず真似ができるものでなくてはなりません。例えば「学校にいかない」とかいう「〇〇しない」という真似はあまり好ましくありません。
それよりは、「学校に行かない」ではなく、「学校に行かずに家でゲームをやり続ける」などの「〇〇する」という行動が適切であると言えます。この考え方が最初のステップです。
次にこの行動が起こる直前のきっかけを必ず知らないといけません。また、同じく結果も直後の結果が重要になります。
何かわかったようでわからなくなってきましたね。では、例を出して考えてみましょう。
きっかけ⇒行動⇒結果という考え方の中で「行動」を<授業中に離席してしまう>としましょう。
この子どもにとってきっかけは何だと思いますか? また、結果はどうなると思いますか?何かクイズのようですが、こういった仮説を立てて考えることが非常に重要なのです。
では、ヒントとして「きっかけ」の一例をあげますね。
「きっかけ」として、教室内の自分の席以外にその子にとって興味をひくものがある場合が考えられます。ひょっとしたら非常に苦手で面白くない授業なのかもしれません。
だから、離席するという「行動」が起こる。という考え方です。わかっていただけたでしょうか?
そうすると、離席するという「行動」のあとの「結果」はどうなると思われますか。別に試験でも何でもなくハッキリとした正解もあるわけではないので、本当に気軽に考えてみてください。
次回はこの問いにお答えするとともに、<行動機能のリスト>の説明と必要性を述べていきます。
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA 心理担当
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090-414-2016
放課後デイ FORTUNA こどもの「行動」からの理解②
研修会・講演会
22/01/30 10:25