こんにちは。都筑区放課後等デイサービス FORTUNA です。
DCDにおける書字、塗り絵など描く、書くに対する問題点をあげていきます。
書く、描く等は微細運動です。
こどもたちの発達段階において最初は誰しもが殴り書きから始まります。それも鋭角でジグザグ線であったりします。慣れてくるとだんだんとスムーズに線を引けるようになり、曲線を描けるようになってきます。
次に今までの殴り書きから線を描くことに、自分なりの意味が出てくる。その後、丸い形の中に目を表わす円が2つ描かれるような、対象物らしい表現が徐々に出現し始めます。
動作的には、はじめは筆記具の先だけが紙に接触し、上肢と手は空中に浮いて、体幹と肩の動きが主体です。
その後、肘や手の小指側が描画の表面に接触するようになり、前腕の動きは肘の安定性によって支えられるようになります。そして最後は、手関節を紙表面に触れて支えながら手を動かせるようになり、手自体が表面で固定され手指の関節分離して動くことで細かい字や精密な描画が可能になってきます。
特に低学年においては、書字、描画の発達段階を考慮して指導や支援をしていかなくてはなりません。
その他、姿勢の保持、手指力のコントロール、視覚の困難さの判定、目と手の協調運動など他の要因も考慮しなければなりません。
都筑区放課後等デイサービス FORTUNA
都筑区放課後等デイ FORTUNA 塗り絵・書字③
研修会・講演会
22/02/09 15:49