こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
先日までの雪もほとんど溶けて、日常生活も段々と落ち着きを取り戻してきました。
ただ、ニュースでは、能登半島の方々は未だ断水や停電などインフラの復旧、復興の目処が立っていないところもあるようで、大変だと思います。一日でも早く復旧、復興ができることを願っています。
さて本日のプログラムは、ジェスチャーゲームです。今回は2クラスに分けました。
困り事がある子どもの中には、自分以外に興味が無い(無関心)子どもや、相手の気持ちをくみ取りにくい子どもがいます。
しかし、将来、社会に出て可能な限り自立した生活を目指すためには、相手に対して気持ちや言葉の一方通行では上手くいかない場合が絶対に出てきます。
そのためにFORTUNAでは、他の友だちと関わり合いをもてる(集団)ような療育を心掛け、少しでも相手の気持ちを考えることができるような療育を日頃から行っています。
今回は今までのように動作だけにせず、顔の表情なども取り入れ、子どもたちの想像力や表現力、コミュニケーション能力を伸ばすことや、相手の気持ちを感じ取る練習をしてもらいました。
先生が悲しい顔や嬉しい顔、怒っている顔をジェスチャーとして見てもらい、なぜそのような気持ちになっているのかを問いかけました。まず、怒っている理由を聞いたところ、「宿題の問題を間違えたから」や「きちんと椅子に座らなかったから」、「宿題を出さなかったから」など面白い意見がいっぱい出てきました。次に嬉しい表情をしている理由を聞きました。そうしたら、「欲しい物を買ってもらえたから」という意見だけでなく、「他の人が喜んでいる様子を見たから」といった素晴らしい意見も飛び出してきました。
みんな表情のジェスチャーを上手く読み取り、怒っている理由や喜んでいる理由を想像して答えることが出来ていました。
怒られることはもちろん嫌ですし、笑顔で過ごすことができたら嬉しいです。そのことを確認したのち、今まで出てきた「きちんと椅子に座らなかったから」という不真面目と取られてしまう行為をしないように頑張ること。「他の人が喜んでいる様子を見たから」というお友だちも自分も幸せになる事を増やすように頑張ることを約束しています。
もう一つのチームは、少し簡単なジェスチャーゲームに挑戦です。
日常動作(食べる、寝る等)や動物、表情のイラストを並べ、そのイラストの中から職員が行った動きを当ててもらいます。
分かっても口に出して答えない、手を挙げる、というお約束を初めにしたのですが、よく守ることができていました。
ジェスチャーゲームのルールを理解出来たら、次は子ども達に出題してもらいます。
「写真を撮っているポーズ」「飛行機のポーズ」等、自分で考えて表現することができていました!
次回のブログもぜひご覧ください!
都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育風景」
教室の毎日
24/02/07 19:01