こんにちは!都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
今日もスッキリしない天気で、肌寒さを感じます。
こんな曇りの天気の日は何となく元気も出ませんが、FORTUNAに来てくれている子どもたちは、こんな天気でも元気いっぱい!今日もスケジュールに従って、気持ちや行動の切り替えがスムーズに出来ていました。
新1年生の新しいお友だちも楽しそうにプログラム活動に参加できていたので、まずは一安心できて良かったです。
さて、本日の療育プログラムは「アイス棒タワーづくり」です。
目的は、手先の細かい動きと集中力、癇癪持ちの子どもには「まっ、いいか。次、頑張ろう」という気持ちの切り替えを行う力を育み、最後は他のお友だちと協力して1つのことを成し遂げるという協調性を養うことです。
まず初めに、色の指定がある各グループで紙コップタワーの組み方を一人ずつに行ってもらいます。そうすることで、手先の感覚や実際に行ってみてから全体の見通しが立てれるようにしました。
次に、各グループで一本の高いタワーを組み立てます。ここが今回の目的となる"協調性"となります。
取り掛かる前に "協力をする" とはどのようにすれば良いのかを、より分かりやすく思えるように、職員が劇風にして子ども達に伝えました。
(パート1職員二人だけが材料を持って黙々と積み上げます。その時にもう一人の職員は様子を見ているだけです。)
(パート2職員三人に声を掛け合い、均等に材料を分けて行います。)
この劇を見た後に、子ども達は「○○先生が一緒にできていない!」「貸してあげてもいいのにずっと自分たちだけで行っていた。」「○○先生が入れていなくてかわいそう…」と客観的に見たからこそ、協調性の違いに気づくことが出来ました。
そして、お待ちかね!子ども達の実践です!
各グループで役割分担をするための時間を取り掛かりました。
各場所で、「もう少し真ん中に置くといいかも!!」「ゆっくりで大丈夫!」「次○○さんの番だよ!!」といった声掛けがたくさん聞こえてきました。
又、体験で来てくれたお友達にも優しくサポートをしてくれていました。意見交換をしながら時間をかけて、みんなで楽しく笑顔で出来ました。
そして、最後は難易度マックス!色の付いた紙コップとアイス棒を混ぜ、そこから各グループが指定されている色の材料を持っていき、組み立てました。
探す・見つける・組み立てるといった工程が入ることにより、より意見交換を出し合って全員が動くように行いました。
スタートと同時に、各グループで材料を分担しながら真剣に組み立ていました。途中で、紙コップが崩れてしまっても誰一人とも怒らずに、再開させていました。
今回は、競い合いではなく、"協力してみんなで楽しく参加すること"に子ども達も理解をしてくれながら行ってくれました。
今後もお友達との関わりの中で、協力をする事を大切に過ごしてもらいたいです。
次回のブログもぜひご覧ください。
都筑区放課後等デイサービスFORTUNA「療育の様子」
教室の毎日
24/04/23 18:57