『ようかいオジジあらわれる』(よはなかんた文 山口みねやす絵 くもん出版)
子どもたちが大喜びする絵本です。時々夜家に来る変な人(酔っ払い)が、お父さんだと気が付いて安心するお話で、小学生のよはなかんたさんが書いたものです。
大人視点だと、「お父さんと判らないの?」とも思いますが、もしかしたらサンタさんのように、子どもによっては、分からない時期もあるのかなぁ?と不思議な気持ちになりますが、かんたさんがお父さんと分かって安心したことが伝わってくるので、繊細な子どもはこのように不安や安心感など、日々の生活の中で、さまざまな感情を積み重ねて成長しているだろうことが想像できる作品です。
何はともあれ、子どもたちが目を輝かせて見入る絵本で、自然な形でお父さんの話も出来て素敵な絵本です。
療育の様子ー絵本③
教室の毎日
24/10/23 19:22