こんにちは！都筑区放課後等デイサービスFORTUNAです。

前回の続きで、「空気が読めない」という困り感につながる特性について書こうと思います。

今回はADHD(注意欠如多動症)の特性についてです。

①衝動性
後先考えずに思いついたことを口にしてしまったり、行動に移してしまったりすることがあります。

②不注意、多動性
注意力散漫で他の人の話を最後まで聞けなかったり、集中力が続かず話題がそれたりすることがあります。

このような特性から、「空気が読めない」と感じることがあります。

では、空気を読めない子が空気を読めるようにするには、どのような療育を行うことが効果的なのでしょうか。

集団療育では、「暗黙の了解を明文化して、体験を通して学ぶ」ことが効果的です。
「空気を読む」＝いきなり高度なスキルではなく、
①相手の気持ちに気づく→②状況に合った行動を選ぶ
の2段階に分けて支援していきます。

成功体験を積むことで「空気が読めた！」という自己肯定感につながります。
また、プログラム後に必ずふりかえりタイムを設けることで「こうしたらうまくできたね」と言語化することも重要です。

次回のブログでは、「空気を読めるようにするために具体的にどのようなプログラムを行うのか」について書こうと思います。

次回のブログも是非ご覧ください。