こんにちは。都筑区の放課後等デイサービスFORTUNAです。
朝晩の冷え込みも段々と厳しくなり、季節も秋を通り越して、冬になりそうな気配です。
アメリカ大リーグも、日本人トリオの活躍もあり、大接戦の末、LAドジャースの2連覇で幕を閉じました。やはりプロスポーツ選手の身体能力の高さには、改めて驚きました。
以前、アジア大会陸上(ハードル)3位の選手と一緒に練習する機会がありました。一緒に練習している中には、Jリーガー(中にはオリンピック代表候補の選手もいました)もいたのですが、最初のウォーミングUPの時点で、次元の違いがすぐにわかりました。
ジョギングシューズを履いて、芝生の上での軽いジャンプ(膝をあまり使わず、足首の力だけ飛び上がる感じ)をしたのですが、一人だけポーンポーンと20cmぐらい跳ね上がる様子をみて一同驚愕しました。
J選手たちの垂直跳びは、平均で7、80cmは跳べると思うのですが、この足首だけでのジャンプは10cmも跳べなかったと思います。
コツもあるかもしれませんが、この「身体能力は何だ」と驚き以外ありませんでした。この力は、この陸上選手の持って生まれた才能なのでしょう。しかし、全て才能という言葉で片付けてしまってよいのでしょうか。
ということで、今日は【子どもの成長と運動との関わりについて】考えてみましょう。
子ども、特に3歳ごろ~12歳ごろまでの運動は今後の成長において非常に重要です。ご存じの方もおられるかもしれませんが、そのことは、スキャモンの発達曲線を見ればよくわかります。
スキャモンの発達曲線とは、子どもが成長していく中、器官や機能はそれぞれ個々に発達していくとされており、1つの事柄においても吸収しやすい時期としにくい時期があるとされています。その時期を曲線で示したものを「スキャモンの発達・発育曲線」というのです。
「スキャモンの発達・発育曲線」において、注目すべきは神経型の曲線の変化です。神経型は生後急激に成長し、12歳前後でほぼ発達の100%に到達することを示してます。このことは、神経系が発達するのは12歳前後で、その後、神経系はそれ以上発達しないことを示しているます。そのことから、幼稚園~小学生の時期に神経系に刺激をあたえるための1つとして運動があげられるのです。その他、芸術や音楽も同様であると考えられます。
今回は、運動との関わりについてということなので、その中の「運動」について述べます。スポーツ指導者の世界において、ゴールデンエイジという言葉は昔に比べ普通に用いられるようになり、プレゴールデンエイジと呼ばれる小学校に上がる前の時期からのトレーニングについての注目度も高まっています。この考えはまさしく、スキャモンの発達・発育曲線に合致しており、子どもたちの今後の運動における成長に非常に重要な時期であることを示しています。
では、この時期にどのような運動をすればよいのか。野球なのかサッカーなのか、はたまた水泳なのか、と悩まれる保護者の方も多いと思いますが、運動能力獲得において基本的な能力は、どのスポーツにも含まれるので気にする必要はないとおもいます。まずは、子ども自身が「これをやりたい。やってみたい」と興味をもったスポーツに挑戦させてみることが良いでしょう。
では、基本的な運動能力とは何でしょうか?
次回は、基本的な運動能力について考えていきます。
放課後等デイサービス FORTUNA
朝晩の冷え込みも段々と厳しくなり、季節も秋を通り越して、冬になりそうな気配です。
アメリカ大リーグも、日本人トリオの活躍もあり、大接戦の末、LAドジャースの2連覇で幕を閉じました。やはりプロスポーツ選手の身体能力の高さには、改めて驚きました。
以前、アジア大会陸上(ハードル)3位の選手と一緒に練習する機会がありました。一緒に練習している中には、Jリーガー(中にはオリンピック代表候補の選手もいました)もいたのですが、最初のウォーミングUPの時点で、次元の違いがすぐにわかりました。
ジョギングシューズを履いて、芝生の上での軽いジャンプ(膝をあまり使わず、足首の力だけ飛び上がる感じ)をしたのですが、一人だけポーンポーンと20cmぐらい跳ね上がる様子をみて一同驚愕しました。
J選手たちの垂直跳びは、平均で7、80cmは跳べると思うのですが、この足首だけでのジャンプは10cmも跳べなかったと思います。
コツもあるかもしれませんが、この「身体能力は何だ」と驚き以外ありませんでした。この力は、この陸上選手の持って生まれた才能なのでしょう。しかし、全て才能という言葉で片付けてしまってよいのでしょうか。
ということで、今日は【子どもの成長と運動との関わりについて】考えてみましょう。
子ども、特に3歳ごろ~12歳ごろまでの運動は今後の成長において非常に重要です。ご存じの方もおられるかもしれませんが、そのことは、スキャモンの発達曲線を見ればよくわかります。
スキャモンの発達曲線とは、子どもが成長していく中、器官や機能はそれぞれ個々に発達していくとされており、1つの事柄においても吸収しやすい時期としにくい時期があるとされています。その時期を曲線で示したものを「スキャモンの発達・発育曲線」というのです。
「スキャモンの発達・発育曲線」において、注目すべきは神経型の曲線の変化です。神経型は生後急激に成長し、12歳前後でほぼ発達の100%に到達することを示してます。このことは、神経系が発達するのは12歳前後で、その後、神経系はそれ以上発達しないことを示しているます。そのことから、幼稚園~小学生の時期に神経系に刺激をあたえるための1つとして運動があげられるのです。その他、芸術や音楽も同様であると考えられます。
今回は、運動との関わりについてということなので、その中の「運動」について述べます。スポーツ指導者の世界において、ゴールデンエイジという言葉は昔に比べ普通に用いられるようになり、プレゴールデンエイジと呼ばれる小学校に上がる前の時期からのトレーニングについての注目度も高まっています。この考えはまさしく、スキャモンの発達・発育曲線に合致しており、子どもたちの今後の運動における成長に非常に重要な時期であることを示しています。
では、この時期にどのような運動をすればよいのか。野球なのかサッカーなのか、はたまた水泳なのか、と悩まれる保護者の方も多いと思いますが、運動能力獲得において基本的な能力は、どのスポーツにも含まれるので気にする必要はないとおもいます。まずは、子ども自身が「これをやりたい。やってみたい」と興味をもったスポーツに挑戦させてみることが良いでしょう。
では、基本的な運動能力とは何でしょうか?
次回は、基本的な運動能力について考えていきます。
放課後等デイサービス FORTUNA