放課後等デイサービス

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都筑区放デイ FORTUNA 「家庭における対応②」

こんにちは。都筑区の放課後等デイサービス FORTUNAです。




家庭での子どもの困りごとへの対処の仕方についてですが、困りごとの中で「子どもがやってはいけないことをする」ことについて考えてみましょう。




子どもが自分の思い通りにならない時に、一般的にやってはいけないと思われる行動の1つに、大声を出して泣き叫ぶや騒ぐがあげられると思います。

時に子どもは、親の注目を引くためや自分の思いを通したいがために上記のような行動を取る場合があります。

子どもが大声でわめき散らして自分の要求を通そうとしてきた場合、(例えば、ゲームをやる時間をOVERしたため、親がゲーム機を取り上げたときに、大声で泣き叫ぶ、暴言を吐くなど)大人たちが「可哀想」「うるさい」からと子どもの要求を飲んでしまう対応をしてしまうと、その子はまた要求したいことができたときに大声でわめき散らすという行動にでる可能性があります。

アメリカで提唱されているペアトレ(ペアレント・トレーニング)でも言われていますが、子どもが「好ましくない行動」をしているときは、あえて「注目しない」ようにして、子どもが落ち着くまで待ってから話すのが良いとされています。

すなわち「やってはいけないこと」を減らすためには、いちいち叱るよりもその行動に「注目しない」という対応を取ることが有効です。ただ、ここでいう「注目しない」は無関心になるということではありません。感情的にならず、ダメなことはダメと毅然とした態度を取り、同じ土俵に乗らないという意味での注目しないということです。




ただ、実際問題、この状況が家庭内ではなく、屋外の公共の場で大騒ぎがあったならば、注目しないわけにはいかないでしょう。保護者としては難しい選択を迫られるのではないかと思います。そのために日頃から家庭やFORTUNAなどの事業所での練習が必要になってくると考えられ、私たちは「今は何をする時間ですか?」「気持ちの切り替えをしてください」など言うように心掛け、毅然とした態度で対応しています。




FORTUNAは家庭とは違い、家庭から離れた小さな社会・集団としての存在です。

そのためFORTUNAで生活してもらうこと=実社会で生活を行うための準備をする場所であるとして、”自分の思い通りに事が進まない場合もある”ことを子どもたちには学んでもらっています。わがままを言って大声で泣き叫んだところで、私たちが子どものいいなりになることはありません。まずは「泣き叫んでいる理由」をしっかりと聞くようにしています。




またそのようなときに必要な態度としてFORTUNAでは、まず子どもの声を聞くために静かな教室に移動させ「何か言いたいことがあるのなら、話を聞くから、もう少し静かな声で話してください」と言うことを徹底しています。

そして子どもが、静かな声で話す事が出来た場合は、「大きな声を出さずに話すことができたね。凄いね」と褒めることも同時にしてきました。




そうすることで、いきなり否定されたり拒絶されたりするのではないことを子どもたちに理解してもらい、「まず落ち着いて話をする」ことから始めています。そのあと、その行動がダメな理由を、感情的にならずに理路整然と子どもたちに伝えてきました。

このような大声で泣き叫ぶ子どもへのアプローチポイントとしては、「大きな声を出すのをやめるまで話しません」と毅然とした態度で臨む姿勢が大切です。

なんとなく子どもが可哀想に思えたりすることもあるかもしれませんが、子どもとの根比べと考えてください。最初のうちは30分以上の長時間になることもありましたが、FORTUNAではこのような場合は職員一名がつきっきりで対応してきました。

その結果、そのような行動を取る子どもは、現在のところFORTUNAにはおらず、最初は興奮気味で癇癪を起こしていた子どもでも、今では気持ちの切り替えが素早くできるようになり、自分からクールダウンして自分の気持ちを静かに言うことができています。




このように気持ちの切り替えが出来て、「好ましい行動」を取れるようになってきたときは、必ず褒めてあげることが大切なのです。「褒める」という行動は子どもたちの前向きな成長にプラスになります。




ご家庭においても、子どもが癇癪を起こして「好ましくない行動」で自分の意見を無理矢理に通そうとした場合は、感情的にならずこのような方法を試されるのも1つの方法であるのかもしれません。




一番の悪手は、このような「好ましくない行動」をとる場合において、あるときは許し、あるときはダメという一貫性のない行動であったり、子どもの要求を仕方ないかと根負けしてその行動を飲んでしまうことです。それを許してしまうと今まで築いてきたものが0になってしまいます。その結果、子どもが成長したときにコントロールできなくなる可能性があることは、覚えておいていただきたいと思います。




次回は「子どもがやらなければならないことをやらない場合」について考えてみましょう。




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