渡邉 陽真により行われた放課後デイを利用
した保護者にインタビュー調査を行ったところ、
以下の考察が導かれたという。
<行為の変化>では、放課後等デイサービス
を利用したことで、利用前は忙しさを感じてい
たものが、利用後は子どもも保護者もそれぞれ
の時間を過ごせるようになり、保護者は障害の
ある子ども以外の家族と過ごせるようにもなっ
た。利用前に感じていた子どもの障害特性によ
る大変さについては、利用後には放課後等デイ
サービスを利用することで定期的に相談できる
機会を得ていた。これは、保護者自身が思い悩
んでしまう機会を軽減することに繋がり、子ど
もに対して否定的対応をとることが減ると推察
される。
<思考の変化>では、子どもについて肯定的
な考え方をするようになっていることを読み取
ることができ、<行為の変化>によって、子ど
もへの対応が変わっていることが分かった。こ
のことから、放課後等デイサービスを利用する
ことで、保護者だけではなく、子どもに対して
も好影響を及ぼすことが可能になっていると分
かる。よって、放課後等デイサービスの利用の
よる保護者の3つの変化は、放課後等デイサー
ビスが保護者支援だけではなく、子育て支援と
しても有効に働いているといえるだろう。
つまりは、本研究で、放課後等デイサービスの利
用により、①子どもへのさらなる理解、②放課後
等デイサービスのスタッフという子育てのパートナー、
③第三者の意見を受け止める考え方も保護者が
得ていることが、導かれというものだ。
実際に、一人でも多くの方に体感してほしい今日
この頃。。
ある調査によると!?
研修会・講演会
22/02/25 19:05