児童発達支援療育紹介【3】
教室の毎日
24/07/06 09:50
こんにちは。
コプラス五反田教室、教室長の成田です。
今回はコプラス五反田教室の児童発達支援で実際に行っている療育とビジョントレーニングの大切さについて紹介させていただきます。
担当は視能訓練士の資格を持つあやこ先生です☺
☆視力遊び/ビジョントレーニング☆
はじめまして!
今回ブログを担当しますコプラス五反田教室の織原です。
視能訓練士として眼科で臨床経験を積む中で、お子様の視力検査に日々奮闘していました。
その際の体験談も含め視力遊びについてお伝えさせていただきます。
ところで赤ちゃんがどのくらい見えているかご存じでしょうか。
生まれたての赤ちゃんの視力は、目の前で手を振るのがわかるというくらいの視力と言われています。
お子様の心身の発達と共に、就学時には1.0から1.2に発達しています。
ところが、この大切な視力発達過程に、発達を損なう目の異常(屈折異常や斜視など)があると、視力の発達は遅れ、弱視になってしまします。
そのために必要な早期発見対策として、現在3歳児健康診査にて視力検査が取り入れられています。
しかしながら、お子様の視力検査を正確に測定することは難しいです。
病院に来た途端に泣き出してしまうお子様も多く、泣き疲れたお子様を抱っこして帰宅される疲れきった背中の保護者様を見送ることも多かったです。
また、3歳児健診では自宅で視力検査を行う自治体も多く、
「ほんとうにみえてるのかな?」「そもそも検査の意味が理解できていないのではないかしら」等不安に思う保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、お勧めしたい絵本が「たべたの だれかな? 視力あそび」(自由企画・出版 監修 湖崎克 衞藤隆 著者 髙橋ひとみ 絵 まいみ)です。
ランドルト環(C)を一口かじったドーナツに見立て楽しく遊びながら
視力検査に慣れていくことができる絵本です。
幼児期に受ける視力検査は、弱視を発見する重要な検査です。
絵本で楽しみながら、お子様がスムーズに視力検査を受けられるようにと作成された絵本です。
コプラス五反田教室にも絵本がありますのでご覧になりたい方はお気軽にお声掛けください。
わざわざ絵本を買うのは…と思う方もいらしゃるかと思いますので、実際にドーナツを食べた際にお子様とクイズをしたり、紙や粘土、スライムなどで模倣遊びをするのもおすすめです。
というのも私たちは言語や動作など様々な事を模倣から学んでいます。
そして、模倣するには目や耳からの情報が非常に重要です。
保護者様にランドルト環のコピーをお渡しし、ご自宅で遊びながら練習してもらうと上手に検査ができるようになったお子様もたくさんいらっしゃいました。
感受性の高い未就学時期に感覚遊びや様々な事を経験をすることは、基礎的な能力の向上に非常に有用です。
コプラスでは積み木や手遊び、模倣運動などの様々な模倣遊びを支援で取り入れ、ADLの向上、集団適応力の向上を図っています。
以上となります。
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コプラス五反田教室ではお子様一人ひとりにあったプログラムを遊びの中で提供しております。
お子様のご成長に関する不安やお悩みがございましたらお気軽にお問合せくださいませ。
それでは皆様からのご連絡お待ちしております。
コプラス五反田教室 成田