こんにちは。
コプラス五反田教室児童発達支援です。
ご家庭でできるトイレトレーニングをご紹介いたします。
〜感覚統合を促す遊びのすすめ〜
「トイレに行くタイミングがわからない」「おむつが濡れても平気な様子がある」など、トイレトレーニングでお悩みのご家庭は多いのではないでしょうか?
実は、こうした課題の背景には「感覚の感じ方」に関係があることもあります。
感覚統合ってなに?
私たちの体には、触ったり、においをかいだり、味を感じたりといった様々な「感覚」があります。
この感覚を上手に受け取り、脳で整理して、行動につなげる力のことを感覚統合といいます。
発達に特性のあるお子さんの中には、ある感覚に対してとても敏感だったり、逆に鈍感だったり、感じ方に“でこぼこ”が見られる場合があります。
この感覚のズレがあると、「おむつが濡れている不快さ」や「トイレに行きたい感覚」に気づきにくくなることがあるのです。
感覚を育てることがトイレトレーニングにつながる!
ではどうすればいいのかというと、日常の中で「いろんな感覚をたくさん使って遊ぶこと」がカギになります。
遊びを通じて感覚を刺激することで、トイレに行きたい感覚に早く気づけるようになったり、オムツの不快さに敏感になったりと、トイレトレーニングがスムーズに進みやすくなるのです。
ご家庭でできる!感覚統合を促す遊び4選
ここからは、家庭でもすぐに取り入れられるおすすめの遊びをご紹介します。
① 室内アスレチックや公園での外遊び
滑り台やブランコ、ジャングルジムなど、身体全体を使った遊びをたくさん経験させてあげましょう。
五感にたくさんの刺激を与えることで、脳が「感覚」を整理する力を育てていきます。
嫌がることを無理にさせる必要はありませんが、できる範囲で楽しくチャレンジできると◎です。
② バランスボール・トランポリン・ブランコ
バランスボールに乗ったり、上に寝そべって前後に揺れたりする遊びは、体のバランス感覚や圧迫感覚を育てるのに効果的です。
特に、お腹をつけて前後に揺れる動きは下半身の感覚を刺激するため、トイレトレーニングの観点では特におすすめです。
トランポリンも、跳ぶ以外に座って揺られるだけでも良い刺激になりますよ。
③ ふれあい遊び
「くすぐり遊び」や「高い高い」、「タッチ遊び」「ぎゅっと抱っこをする」など、親子のふれあいを通して触覚や前庭感覚(バランス感覚)を育てましょう。
ネットなどで「ふれあい遊び」と検索すると、年齢別に色々なアイデアが見つかります。
④ 飛ぶ・走る・ケンケンなどの運動遊び
飛んだり、走ったり、ケンケンしたり、下半身に力を入れる遊びも効果的です。
好きな動物やキャラクターの真似をして動く遊びや、音楽に合わせた体操なども楽しく取り組めます。
まとめ
トイレトレーニングの前に、まずは「感じる力」を育てることが大切です。
楽しい遊びの中で感覚を刺激することで、「トイレに行きたい!」という気づきにつながっていきます。
できることから少しずつ、親子で取り組んでみてくださいね。
無理せず、焦らず、楽しみながら続けることが成功のカギです!
コプラスでは、「いろみ~な」というサイトに療育に関する動画を提供しています。
トイレトレーニングについてもっと詳しく知りたい!という方は、下記のURLから動画を視聴してみてくださいね。
https://iromiina.jp/set/355?fcid=9
また、トイレトレーニングや、その他、お子様のご成長に関する不安やお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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児童発達支援療育紹介
教室の毎日
25/07/10 13:12
