こんにちは!
LITALICOジュニア名駅教室です。
今日のテーマは『偏食』です!
子供によってよく食べる子、好き嫌いが激しい子、様々ですよね。
あまりにも好みが偏っていると食事の準備も大変ですよね。
なんで食べないのか?
これはただ単に『味が嫌だ』というだけではなかったりします。
見慣れない食べ物だから、
匂いや味が気になるから、
周りからのプレッシャーを感じる…など理由は色々考えられます。
今日は『感覚過敏』による偏食についてお話します。
感覚過敏とは周囲の音や匂い、味覚、触覚など外部からの刺激が
過剰に感じられ、激しい苦痛を伴って不快に感じられる状態のことをいいます。
中でも食事に関係するものでいうと
『嗅覚過敏』
『味覚過敏』
『食感過敏』といった種類があります。
嗅覚過敏は匂い
味覚過敏は味や舌ざわり等
食感過敏は食べ物を咀嚼した時の感覚にとても敏感です。
これらに共通するのは『強い不快感』で、
時に頭痛や腹痛など体調が悪化する人もいます。
また感覚的な物なので理由を聞かれてもうまく説明できない事が多いようです。
中には「キャベツやレタスを噛んだシャキシャキ感が歯の奥に刺さっているような感じがする」といったケースもあります。
お子様の偏食には、思いもよらない感覚や
理由が関係しているかもしれません。
食に関して、実際にあった指導内容をもとに
ご紹介させていただければと思います。
今回のお子様は・・・
ある日突然、園の昼食時にお弁当を食べられなくなり…
お弁当の中身を本人の好きなものにしたり、
ご飯を食べやすいように大きさを調整するが、一向に食べようとしないということがありました。
実際の支援として
要因を探るために、親御様や園の先生への詳しく聞き取りを行いました。
すると食べられなくなった日にお弁当箱が変わっていたことが判明しました!
最終的には・・・
◎お弁当箱をもとに戻すことで、園での昼食も取れるようになった!
◎親御さまが
『食具を変える際には、一緒に買いに行く』
『朝登園前にお弁当をお子さまに見せる』など、
お子さまへ見通しを伝えられるように工夫してくださり、より過ごしやすくなりました!
今回のお子さまは、お弁当箱が変わったことが原因で、
ごはんを口にすることを嫌がっていましたが、
ほかにも昼食までのルーティンが変更したことにより
ごはんを食べることを拒否するお子さまもいらっしゃいました。
大人にとっては少しの変化ですが、
お子さまにとっては見通しが変わることで大きな不安につながります。
見通しの伝え方もお子さまの特性に合った伝え方が必要です。
言葉だけなのか、写真で伝えるのか、それとも実物で見せるのか、、、
様々なタイプの見通しの伝え方について、今後ご紹介していきます。
引用・参照元【発達ナビコラム】
https://h-navi.jp/column/article/35028510
※今回の内容とは中身の内容は異なりますが、
同様の手立てを使わせて頂いているため引用元を載せました。
今回挙げさせていただきました例に関しては、
このお子様独自の内容になっております。
LITALICOジュニア名駅教室ではお子様一人ひとりにあった指導を
計画をもとに行なわせていただいております。
ウチの子の困った行動の原因はなんだろうか?
どんな風に指導をしてくれるんだろうか?等、
興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせくださいね
偏食の理由は『味が嫌』だけじゃない
コラム
22/06/21 09:53