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認知機能の発達について

コラム
皆さま、こんにちは!
LITALICOジュニア名駅教室です。

今回のコラムではお子さまの『認知機能の発達』について、簡単にご紹介していきます。
あくまで大まかな目安ではありますが、「現在地の把握と次のステップを見定めるための材料」となれば幸いです。


認知機能は単一の能力ではなく、記憶、判断、理解など複合した能力と言われております。
いくつかの発達検査においても、複数の項目から認知機能を理解していきます。

このように単純なものではないため個人差はありますが、ピアジェによって認知機能の発達段階がまとめられております。
今回は大まかに3つの”期”に分けてご紹介します。


1.感覚運動段階(1歳~2歳未満)
感覚運動段階とは、動作や知覚レベルでの物事の理解を指します。
すなわち、現実で扱えられるもの・こと(目の前のおもちゃをさわってどうであるのか知る  など)の範囲内での認知の段階となります。



2.前操作的段階(1歳後半〜6歳)
前操作的段階になると、象徴(イメージや概念)が出現し、それを使い始めるようになります。
ただ、まだ概念のみで行動することは難しく、目の前の視覚的情報中心で判断を行います。



3.操作的段階(7歳〜14歳)
ちょうど小学生になる頃の知的能力であり、前操作的段階では難しかった、『頭の中で思考を巡らせ、実際に
試してみなくとも思考のみで理解できる』段階です。
すなわち、目の前の知覚だけに頼るのではなく、論理も組み込むことができるようになった段階です。



上記のように、まずは目の前の感覚から論理的な思考に繋がっていきます。


いち指導員として、まずはお子さまがどのような段階にいるのか十分にアセスメントを行い、適当な感覚遊びから
簡単な論理的思考を行うきっかけを提示するなど、成長に沿っての支援ができるよう心がけております。


ご興味のある方は書籍等で、発達の段階を調べていただけると普段のお子さまとのかかわりに良い影響があるかもしません!ぜひ参考にしてみてください。


◆2022年度・2023年度 ご利用者さま募集!
LITALICOジュニア名駅教室では、2022年度・2023年度のご利用者さまを募集しています。
興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせください。


※参考文献
人間発達学(著:岩﨑清隆 他)
出版社:医学書院

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