皆さま、こんにちは!
LITALICOジュニア名駅教室です。
今回のコラムでは『言語の発達』について紹介します。
私たち大人は普段何気なく言語を使っていますが、習得するには様々な要素と段階を踏んでいるとされています。
今回ご紹介する言語の3要素を知っていただき、普段お子さまとのかかわりに活かしていただけると幸いです。
●言語の3要素
言語には3つの要素があると言われております。
1.形式
言語の外形的な側面のことで、言語を形づくる音韻、語と語を結びつけて文を作る文法などが含まれます。
2.内容
言語がもつ意味の側面のことで、すべての語や文にはそれらが表す意味があります。
3.使用
言語を他者とのコミュニケーションで実際に用いることです。
以上3つの要素が複雑に絡み合って言語を習得していきます。
よってそのバランスが大切であり ”どこが苦手でどこが得意なのか” を考え、関わっていくことが大切であると考えられます。
例えば、
『形式』が苦手なお子さまには、遊びのなかで言葉を発してもらい、発音の経験を積んでもらうこと。
『内容』が苦手なお子さまには、発言と言葉の意味をつなげる練習をすること。
『使用』が苦手なお子さまには、実際に他者とのかかわりのなかで言語を使用する頻度をあげることであり、それぞれによってアプローチは異なってくると考えられます。
いかがでしたでしょうか?
言語という括りのなかでも、それぞれの要素があり、その要素に注目することで、苦手を分析でき、その対応も効率よくできるのではないかと考えております。
LITALICOジュニアにおいても、お子さまのアセスメントを全スタッフで協業して行い、苦手や得意を細かく分析し理解することで、より良い支援につなげていくことを意識しております。
ご興味のある方は、言語の発達ならびにLITALICOジュニアについてお調べしていただけると幸いです。
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LITALICOジュニア名駅教室では、2022年度・2023年度のご利用者さまを募集しています。
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※参考文献
人間発達学(著:岩﨑清隆 他)
出版社:医学書院
言語の発達について
コラム
22/09/30 11:38