自分の意見を言いたい! 🐸
教室の毎日
23/09/27 10:25
5月に講演会に参加しました。講師は50代の女性。発達障がいの特性をお持ち。精神保健福祉士・社会福祉士。私立一貫校のスクールソーシャルワーカーもされています。
印象に残っているお話です。
(大人になってから講師が読まれた) 保育所の連絡帳の最後の文章「先生を困らせた〇〇ちゃんでした」について、
『ひとつ (先生がご健在であられれば) 申し開きさせて頂きたい。
・先生を困らせようとしたことは一度もありません
・困らせないようにしたい、目立たないようにしたい、とは (子どもなりに) 思っていました』。
そして、『保育所、小学校、中学校などで、
・どうしたらいいのかを、私にもっと わかりやすく説明してもらいたかった
・これは出来ないけど、あれは出来るねぇ。。などと言ってほしかった』。
7月・9月と、療育の一つとして、SST (ソーシャル社会的な スキル トレーニング) ※ も行わせて頂いています。
例えば「人前で話す」:
みんな一緒に、大きな机のイスに座ってもらう。スタッフによるインタビュー🎤を行う。
「好きな〇〇は何ですか?」(食べ物、遊び、おもちゃ、虫、電車、車、キャラクター、アニメ、歌・曲、運動 ・・)。
未就学児も小学生も、みんな一所懸命に考えます。👧👩彼女ら彼ら👦👨なりに自分の言葉で話そうとします。
園・学校でも、みんな、もっともっと自分の意見を言いたいのだろうなぁ・・の印象です。
スタッフ仲間の言葉「子ども達の意見を、どれだけ時間がかかっても ちゃんと聞いてあげたいですね」にも励まされ、行わせて頂いています。
(いきちかレンジャー🌈グリーン🐸)
※ SST
例えば、
・負けても怒らない
・上手に切り替える
・人前で話す
・ヘルプを出す
・肯定的に関わる