こんにちは！てらぴぁぽけっと仙台教室です！🌱

先日バランスボールを購入しました！教室でも徐々に強化子やプログラムとして使用しております！

ここで簡単にですが、バランスボールの使用する目的や使い方、期待できる効果について説明していきたいと思います。
　
＜目的＞
バランスの能力・体幹の強化、全身への感覚入力などが目的になります。
主に不安定な座位から身体を安定した姿勢に保とうとする動きの促しを行います。使用する事により、背部・腹部・腰部などの体幹部の筋の強化に繋がります。

※体幹部について
身体を動かす際の大元の部分になります。ここが安定しなければ連動して動く手足や頭などの動きも不安定になり、全体を通して姿勢制御の安定性にも影響を及ぼします。立つ・走る・物品操作、ADL動作等私たちが日常生活で行う基本動作は姿勢制御が基盤となっています。

＜使用法＞
①座位姿勢での使用
・座って上下へのバウンド。
・座って上下左右へボールをこちらから揺らし、安定した姿勢を保つ動きをしてもらいます。
→縦方向への加速に加えて、臀部より上にある体幹や頚部を安定させるように、筋緊張を変化させて筋出力を調整していきます。また、安定した姿勢を保つために、体幹の筋緊張を高めることで姿勢保持するための力の入れ方や不安定な姿勢から立ち直る身体の動きを学ぶことができます。

②臥位姿勢での使用
・うつ伏せでボールの上に乗ってもらい、そこから転がるように前後に動いてもらいます。
→腹筋群の筋緊張を高めることで姿勢保持を保ちやすくなる効果が期待できます。

・仰向けでボールに乗ってもらいます。
→背中のストレッチが主な目的になります。背中の筋が伸びる感覚を入れ、自身の身体がどうなっているのか、背部への感覚を入れることで自己認識力を高めていきます。

③キャッチボール
・ワンバウンドで行います
→大きなボールを掴むためにはどう身体を動かすか、受け止めるためにどこに力を入れればよいかを学んでもらいます。大きなボールを掴むために多くの身体の部分を使用するためん、体を動かす感覚に対する刺激を入れることができます。感覚をうまく掴むことは感覚を処理して身体をスムーズに動かすことに繋がります。

ここでは以上になります！
療育の前提としてお子さま方が楽しめるものを提供していくことが大切だと考えております。教室では様々な物を使用してお子さまが楽しく学べるよう引き続き、取り組んでいきたいと思っております！