脳に伝えられた情報は、
情動を調整する役割をもつ大脳辺縁系(扁桃体)という場所で、
それが有害なものなのか安全なものなのかが判断されます💁♂️
もし、有害であると判断されれば、
緊張や恐れ、不安などの情動が生じます。
しかし、
通常多くの子どもたちにとってなんでもない感覚に対して、
過度に恐れや不安を感じてしまうお子さんがいます。
このような状態を【感覚過敏】と呼んでいます。
感覚過敏のあるお子さんの支援は、
まずお子さんの行動がどのような過敏さからきていることを
理解することから始まります!
触覚系なのか聴覚系なのか体の傾き系など、
多くの理由からなりますが、
今回は①触覚系について解説していきます!
①触覚過敏はベタベタするもの、濡れているものなど、
特定の感触のものを過度に嫌う傾向があります。
口の中の感覚過敏が偏食の背景になっていることもあります。
このような子どもたちは触ったり、触られることを
嫌がるだけではなく、逃避・攻撃などの行動を
示すこともあります😡
触覚過敏の強い乳幼児は、
親との触れ合いや抱かれることさえ嫌がることがあり、
人との愛着形成にも影響が及ぶことがあります👩🍼
行動の背景が理解出来れば、
大人は環境を調節してお子さんの苦手な感覚を減らしたり、
遠ざけたりする支援も可能です。
次回は、引き続き【感覚過敏】について解説していきます!
【感覚が過敏とは?🧐】
教室の毎日
22/09/07 19:58