見るための機能は視力だけではありません。
ものを見るためには、
視力を含めた「視覚機能」という複合的な機能が必要なのです。
視覚機能は大きく3つの働きに分けることができます!
まず思い浮かべるのは視力でしょう!
視力とは、眼に映った画像を鮮明に捉える能力のことで、
視力検査では、切れ目のある輪(ランドルト環)を
使って調べます。
その検査法からもわかる通り、
視力は止まっているものの単純な形を見分ける力です。
そして、
生活の中では、動くものを眼で追ったり、
2つのものを見比べたりするなど、
視線を動かしながらピントを合わせる力(眼球運動)も必要です。
また、
眼で捉えた情報を脳へ送り、
そのものを把握する力(視空間認知)、
必要に応じて適切に体を動かす力(眼と体のチームワーク)も
必要です。
例えば、
飛んできたボールが視界に入っても、
それを避けれないのであれば、
「見える」とはいえないのです。
「視覚機能」とは、これらを総称したものです。
機能が1つでも欠ければ、
見る力は弱くなり、見えにくさを引き起こしてしまいます。
このような機能にも目を向けることで
療育の幅が広がるのではないかと思います😊
【視覚機能とは?🤔】
教室の毎日
23/04/25 18:37