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【ことばの遅れ💁‍♂️】

教室の毎日
ことばの発達は様々な要因によって影響されます。
耳が聞こえなくても、理解力が弱くても、人に関心がなくても
ことばの発達は妨げられます。
その意味で、ことばの発達は、
子どもの発達のどこかのつまずきを
反映することが多いといえます。

しかし基本的に、
ことばは子どもと社会的環境との相互関係の中で
成立するものです。
人との関わりがない環境では
子どもはことばを用いる必要がありませんし、
子どもが周りの人に働きかけたいと思わなければ、
やはりことばは育ちません。

そう考えると、ことばそのものというより、
子どもが環境とどう関わろうとしているかが
とても重要だということが分かっていただけると思います。
そのような意味で感覚統合療法は、
子どもが周囲と適応的に関わる力を
育てようとするものですので、
コミュニケーションの力の基礎を育てることに
繋がるといえます。

子どもが周りの大人との関係を育てていく最初のつながりは、
感覚的な心地よさです。
お母さんに抱かれて「気持ちよい」体験をすると、
子どもはお母さんを心地よい存在として認識し、
求めるようになるでしょう。
その求めに応じてお母さんも子どもを抱く行為を繰り返します。

このように初期のコミュニケーションは、
様々な感覚を通して行われます。
そして次第に、
耳に入る特定の音と具体的な感覚体験とが結びついていきます。
例えば、転んで体をぶつけた痛さの体験と、
「転ぶ」「痛い」などのことばが結びつきます。

また、
人に対しても「もっと」「やめて」などの
操作的な関わりをことばと結びつけて使う場面を
作り出すこともできます。

また、ことばは周りの事象を象徴的に示すものですので、
このような具体的な環境との関わりから、
象徴的にものごとを
理解したり表現したりできる認知の発達も必要です。

さらに、
ことばの発達には情報を順序よく処理する能力も
必要になります。
例えば、「さ・か・な」と「か・な・さ」の違いが
わかるのは、音の順序が異なることを
認識しなければなりません。

私たちは、
このような脳機能の分化や統合、情報を順序よく処理する力を
促すことで、ことばの基礎の発達を促します。

このほか、
ABUWでの運動療法、感覚統合療法の指導では、
周りの刺激に対する注意や識別など、
コミュニケーションが成立するために
必要な様々な基本的な力が直接的、間接的に育てられます。

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