感覚統合療法は何歳からでも受けることができます。
感覚統合の問題が子どもの発達の妨げとなっていることが
わかった時点で、すぐに始めるといいでしょう!
乳児の場合、感覚に過敏だと、
動かされることや姿勢を変えられることを怖がったり、
少しの物音でびっくりして目を覚ましたり泣いたり、
肌着やシーツの素材が特定のものに限られたり、
抱っこすら嫌がる子どももいます。
このようなお子さんは、
哺乳びんを嫌がったり離乳食も
うまく進まないかもしれません。
こういいった養育上の困難が
感覚統合障害の最初の兆候であることも少なくありません。
また、1歳半健診や3歳児健診などで、
歩行の開始の遅れや多動、ことばの遅れなどの指摘を
受けるお子さんも多くいます。
このような子どもたちはまだ小さいので、
医学的な診断ははっきりしないことが多いのですが、
感覚統合の考えを生かして、
お遊び教室や子育て支援でお子さんの行動理解や
遊びの支援を開始することもできると思います!
このような指導は小さいときから気軽に
受けることができるのが理想です。
小さいから早すぎるということは決してありません。
むしろ年少であればあるほど脳は変化しやすく、
環境からの関わりによく反応しますし、
いろいろなことがうまくできないことからくる
情緒的な問題や家族との絆の問題にも早く対処できます!
子どもの個性を理解し、
子どもを元気に安心して育てることが
できるようになるために、
感覚統合の知識や支援は大いに役立つと思います!
【療育は何歳から受けた方がいいの?】
教室の毎日
24/07/03 17:50