耳の奥にあるセンサー、耳石と三半規管を通して、
上下・左右・前後の方向に揺れたことや、
重力を感じとっています。
この情報を受け止める脳の回路がうまくつながっていないと姿勢の崩れが出るなど、
じっとしていられないといった症状が出てきます。
姿勢をコントロールできなくて、ふにゃふにゃして見えるので、
だらしがないと思われやすくなってしまいます。
ちなみに、バランス感覚は体の中心軸を感じるのにも関係しています。
この中心軸が未発達だと、左右の認識にも問題が起きやすいと言われています。
このセンサーを働かせるようにするためにできることは、どんなことでしょう?
それは、足の指を動かしたり、わざとバランスの悪い状況で動くことです。
なぜ、バランスを悪くして動くことが良いのかというと、
足裏の感覚受容器は脳とつながっており、良いバランスを身につける為にたくさんの失敗経験が必要になります。
失敗経験を脳に記憶させることで、正しいバランスが養われていくのです。
赤ちゃんが歩くことを覚えていくのも、歩く ⇒ 転ぶ ⇒ また歩く ⇒ また転ぶ の繰り返しから始まります。
あえて足元に不安定な物を置いたり、障害物の中で動いたり、
片脚立ちの状態で身体を動かす等、
バランスの悪い状況の中でたくさん動き、
安全な範囲で、失敗経験を多く脳に送っていきましょう!
Daisy kidsでは、バランスボールやバランスエイト(平均台)、バランスストーンを使った遊びも取り入れています♪
バランス感覚
教室の毎日
22/06/08 18:03