負けたくない!失敗はない!
研修会・講演会
22/08/10 13:47
特定のこだわりをもつ発達の気になるお子様の中には、
「勝つこと」に強くこだわる子もいます。
負けそうになると怒って投げ出してしまったり
泣いて暴れてしまう場合もありますね。
勝ち負けでの善し悪しが決まるわけではありませんし、
勝つことも負けることもあるのが世の中です。
しかし、発達が気になるお子様はとくに、
こういうことはわかりにくいです。
負けた時の悔しい気持ちをコントロールすることも苦手なのです。
☆「負ける」ことに慣れさせることが大事!
子どもの「勝ちたい」「一番になりたい」と頑張れる気持ちはとても大切で、
社会性の表れでもあります。
そこから更に一段階成長することで、
負けることも許容できるようになっていくものです。
そのため「負けることに慣れる」ことが必要です!
最初は、勝っても負けても大差がない
ジャンケンで決めるところ
から始めるのも良いでしょう!
家族でゲームやトランプをする機会を積極的につくり、
・誰でも負けることがあること
・負けても次に頑張ればよいことを伝えること、をしてみましょう😊
また事前に「勝つことも負けることもあること」を
伝えておくことも大切ですね。
☆結果ではなく、頑張った過程を褒めてあげましょう!
勝った結果を褒められたことで、
勝ちへの執着に繋がっている場合もあります。
結果だけでなく、
最後までやり遂げられたことや
ルールをしっかり守れたこと、
など過程を褒めることにも挑戦してみましょう♪♪
・私の好きな言葉
「失敗はない!学びがあれば」
何か不安や新しいことに挑戦するときに心に刻んでいます。
いいイメージをもって、失敗を恐れず
いつも挑戦し続けていきたいです🎵
そんなスタッフの姿を子ども達に届けられればと思います😊
(参考文献)
岡田俊(2022)『発達障害のある子と家族によりそう 安心サポートBOOK 幼児編』株式会社ナツメ社