アンガーマネジメントとは、
直訳すると「怒りの管理方法」です!
「怒りに対処すること」ともいえます。
「怒り」は、誰もが感じる自然な感情です。
しかし、そのまま相手に怒りをぶつけてしまうと
傷つけたりトラブルの原因となったりします。
とはいえ、無理やり抑え込むのも
ストレスのもとですよね。
「怒り」への上手な対処法を身につけてみましょう♪
ここではさまざまなアンガーマネジメントを紹介します!
☆間を置く
怒りを感じたら、その感情に任せて
行動してしまわないように
「間を置く」ことを意識しましょう!
・深呼吸をする
・6秒数える
・その場から離れる
・「大丈夫」「落ち着こう」
など、自分の気持ちを落ち着かせるための言葉を唱える
・一杯の水分をとる、などなど
その怒りの原因となった場所や出来事から一旦、
体や心を離れさせて、
一息ついてみましょう!
☆怒りの記録(アンガーログ)をつける
怒りを感じた時の
「日時」「出来事」「思ったこと」「自分の感情」「怒りのレベル(数値化)」を記録することで、
自分の怒りの傾向や価値基準が把握できます!
客観的に見ることで、
怒りのコントロールにも繋がりますね^_^
☆「〇〇すべき」という価値観を減らす
自分の中で「〇〇すべき」といった理想や価値観へのこだわりが多く、強いほど怒りが生まれやすくなります。
その理想や価値観はあくまで
個人の理想・価値観であって、
全ての人に通用するものではありません。
そのため、自分の中にどのようなこだわりがあるかを洗い出し、
ひとつひとつに「許容できる」
「〇〇なら許容できる」
「許容できない」で分けてみましょう!
真ん中の条件付きで許容できる範囲を
少しずつ広げていくと、
ストレスが軽減できます😊
一人ひとりで理想や価値観は異なります。
どれが正しく、間違っている、などもありません。
だからこそ、自分の理想・価値観を大切にしながらも
相手の理想・価値観を
受け入れることが必要になってきますね(^^)
もしも、怒りをぶつけてしまった、
不必要に感情をあらわにしてしまった時は、
周りに目を配ってみましょう!
発言や態度で、
周りの人がどのような表情をしていて、
どのような思いをしているかを想像すると、
行動が変わるかもしれませんね:ほっ:
アンガーマネジメントは子どもも大人も関係なく、
人間みんなに必要なことですね!
アンガーマネジメントは
「怒らない」状態を目指しません。
怒るべき場面では上手に怒り、
怒る必要のない場面では
怒らなくて済むようにトレーニングします!
怒りを区別して、
自分が主体的に感情を選択できるように、
一種のスキルとして
アンガーマネジメントを身につけていきましょう😊
(参考文献)
岡田俊(2022)『発達障害のある子と家族によりそう 安心サポートBOOK 幼児編』株式会社ナツメ社
アンガーマネジメント
研修会・講演会
22/08/26 13:24