今回は療育の現場で用いられることの多い技法についてご紹介します!
「TEACCHプログラム」
皆さんはこの言葉をご存知でしょうか?
TEACCHは、
Treatment and Education of Autistic and related Communication handicapped CHildrenの略です!
このTEACCHプログラムの目的は、
スケジュールを見通しを持って伝えたり、
今この机ではこの作業、この場所ではこの作業、
といったように、何をするかを視覚的にわかりやすく提示することで、
自閉スペクトラム症の方にも
理解しやすい過ごし方や
コミュニケーションを支援することです!
自閉スペクトラム症の子どもは、
言葉より目で見た情報の方がとらえやすい傾向にあるため、
絵カードを用いたり、
スケジュールを一連の絵カードで示したりし
見通しを持たせるなどの支援が必要です☺︎
Daisykidsでも、TEACCHプログラムをよく取り入れています!
ホールにあるホワイトボードには、
一日の流れ(ルーティン)を、
わかりやすいイラストの画像を用いながら、表しています。
子どもが登園すると、まずホワイトボードを一緒に見ながら、
お帰りまでの流れを説明します!
また、視覚的な情報が優位なお子様に合わせて、
写真にあるものを先生達は身に着けているのでカードを使った説明もします。
部屋の扉にも目的を示したイラストを貼ってます!
視覚的に把握しやすく、
子どもにとっても伝わりやすくなる工夫を日々考えています☺︎
このTEACCHプログラムは、自宅でも取り入れられます!
例えば、寝る時の約束ごとを表に示すことで
子どもにとってもわかりやすくなりますね!
①着替える
②歯を磨く
③布団に入る などイラストを用いて、表を作るとより良いでしょう😊
わかりやすく、伝わりやすく、を意識して一緒に支援していきましょう!
TEACCH(ティーチ)プログラム
教室の毎日
22/09/22 15:58