感情が快・不快など極端に出やすく、
「困った」「怖い」「疲れた」といった
ネガティブな感情が、
すべて「怒り」としてあらわれてしまうケースもあります。
また、本人は怒っているつもりがなくても、
感情のコントロールができないため
どのように表現していいか、
自分自身がどのように映っているのか、
が分からないことも多いです。
そのようなお子様には、
表を使って、今どの感情か、本人が思っていることと
周囲が見えている様子を絵や表を使ってみると分かりやすくなります。
少し細かな気持ちを表現する練習をしてみましょう((^^))
添付画像のように、
徐々に怒りの感情が強くなる表を用意しても良いですし、
「うきうき・わくわく・ニコニコ」
→「つかれた・イライラ」を表した
イラストつきの表を準備しても良いです!
表の準備ができたら、
感情をあらわにしているお子さんに
「今、この中のどのくらい?」と尋ねてみましょう。
感情のコントロールが苦手な子ども、
客観視がまだ難しい子どもが多いので、
大人が「今、このお顔になっているよ。」と
第三者視点で伝えてあげることも必要です😊
また、感情を表す絵がかかれた
シンボルカードを使って、
自分の気持ちを言葉で伝える練習をしてみることも良い方法ですね!
子どもが自分の状態を伝えられるようになってくると、
パニックも防げるようになるかもしれません。
しかし、無理なく取り入れることが重要です。
特訓するのではなく、
子どもの負担にならないよう、
普段のコミュニケーションで自然に取り入れられるとよいと思います😊
Daisykidsでも実際にこの支援方法で、すごく効果を感じています。
また良い方法、そのお子様に合わせた支援を共有できればと思います☆
【参考文献】
岡田俊(2022)『発達障害のある子と家族によりそう
安心サポートBOOK 幼児編』株式会社ナツメ社
今どんな感情??
研修会・講演会
22/10/04 18:38