本日は、トークンエコノミーについてよく耳にする疑問を紹介します!(^^)!
①「できて当然のことなのにご褒美をあげるのは甘やかしているように感じてしまいます。」
→ADHDの機能の研究では報酬系という回路の活動が弱いことが分かっています。
報酬系の活動が弱いと、魅力的な報酬でないと頑張れない・報酬までの期間が長いとモチベーションが継続しにくいということになります。
そのため、頑張れば褒めてもらえる、頑張れば評価されるという目に見えない報酬よりも、自分の好きな物がもらえるという強力な報酬でないと頑張れなかったりするのです。
ご褒美がなくても頑張ってほしいと思ってしまいますが、脳の機能的にご褒美がないとモチベーションが上がらないということを頭においてみてください。
②「シールを貯めたらご褒美」ということが理解できないみたい。
→「シールを貯めたらご褒美」がまだ理解できないお子さんは、ポイントを貯めるのではなく、適切な行動ができたらすぐにご褒美がもらえるようにして理解を促すと良いです。
「お片付けが終わったらゲーム」「着替えが終わったらおやつ」というような流れにするだけで、頑張れることが多くなります。
③「ご褒美を設定しているのになかなか目標を頑張れないみたい。」
→やる気が出るようなご褒美が設定できているか、ご褒美までの道のりが遠くないかを再検討してみてください。
ご褒美に飽きてきたら、やる気の出るご褒美に変更していきましょう。ご褒美までの期間も実際にやってみながら調整していきましょう。
④「ずっとご褒美をあげ続けないといけないの?」
→目標にしていた行動が、習慣化していずれはご褒美がなくてもできるようになるのが望ましいです。
ご褒美がもらえるまでの期間を少しずつ長くしたり、新たな目標に変換したり、「ご褒美がなくてもできるよね」と伝え、ご褒美をなくしたりしていきましょう。
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トークンエコノミーとは?その③
教室の毎日
22/08/22 10:05