こんにちは!
本日は放課後等デイサービスの小集団療育についてお話しします!
今回の活動は「コーンを乗せてゴールを目指せ!!」です。
これは我々大人でも難しく、スタッフが挑戦するもコーンが落ちて中々進みませんでした💦
しかし、子どもたちは自分で調整しながら全くコーンを落とさずにゴールできる子もいました!すごい修正能力ですね🧐
さて、今回の活動の目的は、ペリパーソナルスペースの確立としています。
ペリパーソナルスペースにはボディスキーマ(身体図式)と密接な関係があると言われています。
ボディスキーマとは主に動作の調整と姿勢維持に機能する身体の感覚運動です。身体の位置と動きを空間で無意識的かつ動的にモデル化するもの。と定義付けられています。
よくお友達同士の距離感が近い児童がいますが、ボディスキーマがこの距離感に密接に関係しています。
子どもたちはコーンを落とさないように背中やお腹の筋肉の力を調整し、背中を水平に保って頑張っていました!
また、あえてスタッフが声掛けしないことで、自分の感覚で無意識的に姿勢の調整をしてもらっています。
一見、今回の活動は児童同士の距離感とは関係ないように思えますが、関係アリアリなのです!
他にも活動の目的はありますが長くなりそうなので今回はペリパーソナルスペースに絞って説明しました!
※写真は放課後等デイサービスでの活動の様子になります。
療育ケア マリーン レインボー 久留米高校前
作業療法士・主任 黒木 雄大
作業療法士(OT)による小集団療育
教室の毎日
24/05/18 14:12