フォレストキッズでは、子どもの好子(好きなこと)を大事にしながら支援を行っています。
子どもの好子は実に様々で、大人からすると思いもよらないことが好きな子どももいます。最近では企業ロゴが好きで、企業のCM曲や大阪メトロの発車メロディを一人で歌う子どもに対して、こちらも一緒に口ずさむと一目置かれます。
また、授乳期が終わっていても口の周りの感覚刺激が好きな子どもには、シーツブランコを行うと、「もう1回」と要求してくれます。
上記は子どもが他者意識を育むためのアプローチになると思うのですが、ここからはその先のお話です。子どもは特定の大人との愛着が深まると、イヤイヤ期を迎えます。「魔の2歳児」という言葉もよく耳にします。
以下は経験に基いた考えになりますが、発達特性のために自分のやり方が変えられなくて相手に添えない子どもには、職員が寄り添ってばかりでは良くなくて、子どもが自分のやり方を曲げて相手に添える経験が必要になると学んできました。
具体的には、帰り渋る子どもに対して、職員が一貫して終わりを伝え、子どもが激しく泣きながらも譲れたときには、保護者が子どもを慰めたり、褒めたりするといったように、役割を分担して療育が行われていたイメージを持っています。
子どもの中には嫌な記憶が残ると、もう行きたくないと言う子どももいるので、すべての子どもに通用するアプローチではないのかもしれません。また、パニックになっている子どもをなんとかしようとするのは難しいことです。私自身も支援を行う立場になり、支援の中では子どもの好子を生かして相手に添える経験ができれば、と考えています。
4月は新しい職員が入職して職員研修のため1カ月間閉所していますが、
見学、体験を随時受け付けております。
現在、平日の午前中、午後の早い時間枠は、曜日によっては空き枠がございます。
お気軽にお問い合わせ下さい🌈
「子どもから教わること」フォレストキッズ文の里教室
教室の毎日
23/04/19 13:26