子どもたちは、1か月以上もある夏休みに入りました。
夏休みの有難さは、大人にならないと分からないだろうなぁと
思いつつ、今回は夏休みの宿題について書きたいと思います。
さて、数日前に夏休みの宿題において「読書感想文」が
消えつつあるというネットニュースを見ました。
確かに、子供たちに感想文のことを聞くと
「やってもいいし、やらなくてもいいんだよ」という言葉を
多く聞きます。感想文が消えつつあるというのは
本当な気がしています。
学校で感想文を教える時間が取れないからか、
感想文を書くための補助シートというものを、
子供に渡している学校もあります。
感想文を書くのに、国語の穴埋め問題を解いている感じです。
感想文は自分の意見を好き勝手に書けるのが良いのになぁと
思っています。
個人的に感想文を添削するのは大好きです。
子供たちの様々な考え方があるのことを気付かせてくれます。
感想文に近い感覚として、
歌詞の世界を深堀することが
あるかなと感じています。
このブログでよく出てくるミスチルですが、
ミスチルの「くるみ」という歌に
どこかで掛け違えてきて
気が付けば一つ余ったボタン
同じようにして誰かが
持て余したボタンホールに
出会うことで意味ができたならいい
という一節があります。
初めて聞いた時、鳥肌が立ったのを覚えています。
ワイシャツなどのボタンを正しいボタンホールに
通さないときがあります。途中でズレたと思うのですが、
この光景を
「同じようにボタンがズレた誰かと出会うことで意味があったならいい」と
作詞してしまう桜井さんのワードセンスに惚れ惚れしてしまいます。
私には、こんな発想は出てこないです((+_+))
この一小節だけで、ミスチルファンとは1時間は話せます(笑)
「and I love you」 でも話せますね。
ミスチルファンではないと1時間は無理です。きっと・・・
どういう状況でどういう出会いなのか?
このボタンはコートなのか?ワイシャツなのか?
出会ったのは交差点なのか?お店の中なのか?
などなど。話しはつきません(笑)
そしてこの一小節の続きも最高です。
出会いの数だけ別れは増える
それでも希望に胸は震える
十字路に出くわすたび
迷いもするだろうけど
ステキですね。
感想文からかけ離れ過ぎましたが、
お子さまが、感想文を書く場合、
同じ本を保護者様も読み、
一緒に深掘りしていく。
お子さまと保護者様がその本のファンになることが
感想文書きの近道かと思います。
課題図書に好きな作家さんがあると良いのですが・・・
低学年向けだと「草野たき」さんの本が課題図書になると
読みやすく、ファンになれるかと思います。
ぜひお子さまと読んで頂きたい本を2冊紹介します。
◆草野たき「ハッピーノート📒」 高学年向け
◆重松清「くちぶえ番長 ♪~(´ε` )」 中学年向け
※「ハッピーノート」は本屋で見つけることが出来なく、
アマゾンで注文しました。
感想文を書く際、最初は口頭で確認していくだけでも良いと思います。
「へぇ~それで?」 「なんで?」 「どうして?」
「そうなんだね。」という繰り返しでよいと思います。
最後は、「話し言葉」を「書き言葉」にする
「力」は必要になりますが、
感想文を書くためには
想像力や発想力が必要になります。
賞が貰える感想文、良い感想文が書けることは、
大切ですが、それよりも本を読むことで「知的好奇心」や
「想像力」が豊かになることが大切な気がしています。
これを育てる手段の一つとして「感想文」はあるように思っております。
最後になりましたが、「感想文」は
国語力を鍛えるのには
有効な方法だと思っています。
夏休みの宿題とは?
Gripキッズ職員日記📝
24/07/26 16:41